匿名通貨Zcashが大幅アップデート

送受信アドレス・通貨の履歴・所有コイン量など、取引に関わるあらゆる情報が匿名化できるZcashですが、今年に大型アップデートされることが分かりました。
2018年はZcashだけでなく他の通貨もアップデートを予定されています。
この記事ではその点にスポットを当てて解説していきたいと思います。

Zcashのアップロードが発表

2017年12月11日にZcashのブログで、創設者のゾコ・ウィルコックスとネイサン・ウィルコックスが2018年にZcashに2つのアップデートの予定があることを明らかにしました。
それぞれ「Overwinter」「Sapling」というプロジェクトタイトルがついております。
この2つのアップデートによりZcashはパフォーマンス・安全性・顧客満足度などを向上させることを目標としています。

2018年6月に最初の計画であるOverwinterに開始される予定で、ユーザーの安全性を確保してネットワークのクオリティを強化する予定です
次に予定されているSaplingは9月にスタートするように設定されています。
これはZcash最大の強みである取引の暗号化をさらにグレードアップさせる狙いがあり、Saplingプロトコルという機能を実装するそうです。
取引にかかる時間を短縮させ情報を記録するメモリの容量も大きくなる上に、モバイル端末でも使いやすくなるようです。

まだプロジェクトの全貌は明らかになってはいませんが、段階的に詳しい情報が明らかになっていく予定です。

2018年は様々な通貨でアップデートが予定されている

実は2018年は他の通貨でも大規模なアップデートがされる予定です。
まず挙げられるのが、NEMのカタパルトというアップデート計画。先だってブロックチェーンを用いた技術のmijinではすでに始動していました、通貨のNEMでもついに実装される予定です。
カタパルトが行われたら、1秒あたりの最大処理件数も4000件にまで大幅アップする予定です。
現在人気の仮想通貨でもビットコインは7件/秒・イーサリアムは15件/秒です。他にも特に処理件数が多いとされているリップルでも1秒1000件なので、カタパルト実装後のNEMがいかに優れた処理能力なのかが分かります。

世界1の処理能力を誇るVISAは1秒6000件なので、近い将来には仮想通貨がこれを超えるかもしれませんね。

時価総額ランキング第2位のアルトコイン代表格のイーサリアムも、2018年にアップデートされる予定です。
全4回のアップデートのうちの3番目のメトロポリス第2段階コンスタンチノーブルが、2018年2月に実装されるそうです。
第1段階のビザンチウムは2017年10月16日に実行されたので、記憶に新しいかと思います。イーサリアムはZcashとも関わりが深く、取引の匿名性を高めるために技術提携をしていることでも知られています。
このコンスタンチノーブルでは取引認証方式をPos(プルーフ・オブ・ステーク)のハイブリットであるCasper(キャスパー)という方法にするということが明らかになっています。
さらに4回目のアップデートであるセレニティも早ければ2018年中に行われるという噂もあるので、実行されればさらなる価格上昇が期待できそうです。

Zcashはビットコインを超えることができるか?

現在、Zcashはcoinmarket capの時価総額ランキングで20位代とそれほど需要があるわけではありません。
しかし、ゼロ知識証明など唯一無二ともいえる技術を持ったZashがさらなるアップデートを行えば、成長する可能性は大きいと言えるでしょう。2017年9月末にはあの、元CIA職員のスノーデン氏が「Zcashはビットコインの代わりとなり得る最も興味深い技術だ。」と発言したことも話題になりました。
2017年は仮想通貨元年だと随所で言われていました、さらにいろいろな場所で仮想通貨やブロックチェーンが実用化される2018年には私たちの世界にどんな変化が訪れるでしょうか。日々早いスピードで目まぐるしく変わっていく世界ですが、新しい一面がみられるのはとても楽しみですね。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

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