ロシア国の仮想通貨になる予定の「クリプトルーブル」どう思いますか?


突然ですが、日本の政府が日本でだけ使える仮想通貨を発行するとしたら、どんな感じがしますか?
日本銀行券の他に、日本仮想通貨とか日本暗号通貨などという物ができるとしたら、どうでしょうか?
仮想通貨ということで、ブロックチェーンに取引履歴とか刻まれます。あなたの色々な情報を国は探知しようと思えばできるようになると思いますが、大丈夫ですか?

少し前に、ロシアで非公開の会合が行われ、プーチン大統領がロシアの仮想通貨「クリプトルーブル」を作るようにと命じたといいます。そのわずか数日前には、ロシアでは仮想通貨を規制するというニュースもありました。ロシアでは仮想通貨という物に、色々な意味で注目している様子が感じ取れます。

そのロシアで誕生するらしい仮想通貨のクリプトルーブルをまとめました。筆者なりの考え方も交えていますので、偏りがあるかもしれないことはお許しくださいませ。

マイニング(採掘)はできない

ロシアの仮想通貨クリプトルーブルはマイニングはできなく、数も制限されるというころです。これについてですが、政府が発行する仮想通貨を一般人はマイニングはできない、というか、させてもらえないのは当然な気がします。数が決められるのも不思議はありません。

もしも、一般人がマイニングができて、それが儲かるのならば、働かないで自分でマイニングをする人、あるいはグループなり企業なりが増加するでしょう。家族でマイニングをしながら生活をする人も増えるのではないでしょうか。

そうなると、外に働きに出る人が激減してしまうでしょう。筆者ならば、絶対にマイニングをしながら、FXや仮想通貨トレードをして、大好きな執筆業もしているに違いありません。絶対に働きに行くことはありません。同じように考える人はたくさんいるでしょう。

また、一般人がマイニングできるようにすると、仮想通貨の供給量が増えすぎるかもしれませんね。そうなると物価にも影響を与えるのではないでしょうか。インフレーションが起きてしまうかもしれません。

ブロックチェーンによって透明性はあるがプライバシーがない

ブロックチェーンに全ての取引が記録されていくので透明性がある仮想通貨。詐欺などが難しいというすばらしい特徴があります。しかし、その透明性ゆえに、政府に仮想通貨をどのように利用したかを見られてしまうということになってしまいます。不気味な気がしませんか?

もちろん、仮想通貨のまま使わないで、即、現金に戻してから使えばよいのでしょう。けれど、ブロックチェーンには売買の記録がしっかりと残ってしまいます。さらに、やはりここに大きなポイントがありました!これは次の「所得税率の改変のために仮想通貨を導入?」というところで、お話しします。

グレーな部分が全くない方なら何も問題がないでしょう。しかし、規模の大小の差には関係なく、経営者側はこういう透明性は正直なところ、喜ばしいことにはならないかもしれません。国家にとっては何かとメリットがありそうで、そこが狙いでしょうか。

所得税率の改変のために仮想通貨を導入?

現在のところ、ロシアの所得税率は一律で13%です。プーチン大統領は経済成長を成し遂げたいので、税金のシステムを改変したいようです。The Moscow Timesによると、プーチン大統領は2018年には税法を整え、2019年には施工されるように命じているということです。

もしも、クリプトルーブルから、現金のルーブルに変える時にクリプトルーブルをなぜ持っているのかを説明できなければ、13%を税金として取られてしまうことになるんだそうです。つまり、やはり、現金に変える時に、やましいことがあると見つかってしまうということになります。

しかし、ロシアでは仮想通貨を合法化しようとはしていない

クリプトルーブルという仮想通貨を作ろうとしているわけれど、それはロシアでビットコインとか他の仮想通貨の合法化という意味ではないということです。このクリプトルーブルはマイニング不可の量も規制されたかなり閉鎖的な仮想通貨になりそうです。外国人である私たちには縁がないものなのでしょうね。

国にお金の使い方を追跡されるとしても、まともな生活をしている国民がお得な思いができて、それで経済効果が出れば、それはそれでいいのかもしれません。

仮想通貨探偵エージェンシーを作る提案がなされた

仮想通貨の使用を規制したり、国独自の仮想通貨を作ろうという提案をしたりと、仮想通貨に関連する不思議とも思える動きがあるロシア。このロシアに仮想通貨探偵エージェンシーなるものを作ろうという提案もなされたそうです。この仮想通貨探偵エージェンシーは、ICOしようとするロシアの企業の全ての情報を集めるのだそうです。それが、ロシアで仮想通貨に投資しようとする投資家を守るためだということです。

これは、投資家としてはより安全に投資できる手段にはなるのかもしれません。
無料でICOをする企業の正確な情報が得られるのであれば、投資家にはかなりメリットがあるでしょう。しかし、このエージェンシーについては考え方が割れている感じです。採算が合うのでしょうか?ロシアでは仮想通貨に関する動きが複雑なようですね。

2017年に入ってからの仮想通貨に関する各国の動き

2017年に入ってから、仮想通貨に関する国内外のニュースがとても多くなりました。各国、この仮想通貨に関する考え方や取り扱い方が全然違うということが、とても興味深いです。もう、既に、仮想通貨は無視できないものになっているということですね。

日本でも、ビットコインをトレードする人がかなり増えた気がしますね。2017年に入ったばかりの時は10万円くらいだったはずのビットコインが、10か月後の10月22日現在、70万円もこえてしまったのですから、当然といえば当然です。飲み会などでの会話の中にもビットコインとか仮想通貨などという言葉がぽつぽつと聞こえるようになりました。

これからも、各国で様々な動きが出てくるのでしょう。へっぽこトレーダーの筆者としては、大まかにその流れを追いながらトレードをしていきたいと思います。

沼佐睦美
沼佐睦美はフリーライターです。短大卒業後、数年社会人を経験し、米国の4年制大学に編入、卒業。
専攻は経済。株、為替、仮想通貨のトレードが趣味で、トレード歴は10年を超えます。
ドル円とユーロドルとイーサのトレードを得意としています。

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