アメリカ発!エンタメ系仮想通貨 PEPECASHとは?

仮想通貨は単なる投資対象ではない、ということは仮想通貨を勉強し始めるとわかってくることです。仮想通貨とはまさにフィンテックの最先端技術の1つであり、事業対象であり、投資対象であり、そして同時に研究対象であるといえるでしょう。今回は、そうした研究対象としての仮想通貨からPEPECASHを見ていきます。この仮想通貨は、技術的なものだけでなく芸術的な側面も持ち合わせた仮想通貨であり、2018年のトレンドとなる種類の仮想通貨かもしれません。

PEPECASHとは何か

PEPECASHは、アメリカの4chと呼ばれる、日本でいうところの2chに相当する掲示板を発祥としていて、アメリカ版のモナーコインといえる仕組みです。しかし、その仕組みは非常に面白く「トークン」系と呼ばれています。PEPECASHでは、トークン上に所有者がカードを作ることが出来ます。このカードの芸術性などをベースに、PEPECASHは取引されていくのです。このためPEPECASHは、Bitcoinをつかってビックカメラでお買い物!といった利用はほとんど考えられておらず、このトークン上に作成されるカードを取引するための仮想通貨として活用されることになっています。
このPEPECASHには「counter party」と呼ばれるプラットフォームと密接にかかわっています。「counter party」では、Bitcoinを焼却することで、このプラットフォームで使えるトークンを生み出すことが出来ます。この「counter party」で作られたトークンは、ブロックチェーン上に登録されるため、セキュリティの面でも安心で、PEPECASHで作られたカードもデジタル資産としてしっかりと管理されることになるのです。

PEPECASHのカード「Rare pepe」

PEPECASHで作られたカードは「Rare pepe」と呼ばれ、自ら作成したりトレードしたりして手に入れたカードを売買することもできる仕組みになっています。いわば、仮想通貨上に存在するトレーディングカードといえるでしょう。「Rare pepe」では、現在、コレクションが主な目的となっていますが、自分が作成したカードがあまりにも質がよく、大きな人気を得たため、なんと100万円以上の価格で取引されているカードもあるそうです。また、現在、「Rare pepe」のシリーズは30以上存在し、コレクター熱が高まっている人も多いのだとか。アメリカ発祥なので、アメコミてきな質感で書かれているものが多いですが、今後日本や中国のデザイナーなどの参入が始まれば、日本人が好きそうなデザインのカードが生まれる可能性も高いでしょう。販売されているカードは、このサイトで確認することが出来ます。(http://rarepepedirectory.com/

エンタメ系仮想通貨としてのPEPECASH

今まで、仮想通貨を使ってスポーツのチケットを予約したり、演劇や映画館とコラボレーションするといった、「仮想通貨×エンターテイメント」というものはいくつか存在しましたが、そもそも仮想通貨自体がエンターテイメントとして楽しめるというものは数が少なく、こうしたトークン自体で楽しむことが出来る仮想通貨は2018年に注目されるのではないかといわれています。
また、PEPECASHで作られたカードを使って、コレクションとするだけでなくカードゲームを作ってしまおうという動きが出てきています。その名も「Rarepepe.party」。こちらのサイトでクラウドファンディングが行われています。(http://rarepepe.party/)2018年2月20日段階で38%程度の達成率なので、まだ確実にリリースされるかどうかはわかりませんが、これも非常に面白い動きです。仮想通貨は投資や投機のものであるといった印象が強い中で、こうしたエンターテイメント系の話に膨らんでいくというのは、新しい動きといえるでしょう。仮想通貨からゲームがスピンオフする。仮想通貨の可能性がまた一段と広がっていくきっかけとなりうるのではないでしょうか。

年間100回美術館に行ける生活を目指して日々何かしている、のんびり屋ライター。
金融・投資・ビジネス・芸術・カウンセリングなどを手掛けている。
仮想通貨については2017年から本格的に勉強を始める。
小さな資金で実際の取引も経験中。「何でもとりあえずやってみる」の意識が強い。