新時代の寄付の形:AIDCOINの全貌

このサイトの記事では、ブロックチェーンや仮想通貨を用いて寄付やチャリティが進んでいるといった記事を何度か書きました。
今回ご紹介するAIDCOINはまさにその目的で開発されたコインです。
どういった仕組みで効率的に寄付が行えるのか、寄付をされた人・寄付をした人はどんなメリットがあるかについて解説していきたいと思います。

AIDCOINの概要

AIDCOINはイーサリアムのブロックチェーンを利用したERC20系のトークンです。
スイスで開発されたの情報もありますが、開発チームがイタリア人なのでイタリアで開発してお隣のスイスでICOを行ったのかもしれません。
通貨のティッカーはAIDと表記し、発行上限は100,000,000AIDです、
1ETH=1000AIDで販売され、アメリカのチャリティ団体Charitystarsとパートナーシップを結んでいます。

プレセールは2017年12月15日から20日までとごく短期間で行われましたが、結果的に10,000AID以上の販売に成功しています。
トークンセールは2018年1月16日から2月1日まで行われる予定です。
プレセールと本セールの両方ともごく短い期間に設定されているので、巨額の資金調達が目的というわけではなさそうです。

1月25日にはすでに香港の大手取引所であるBitfinexに上場しており、1AIDは日本円にして63円で買えるようです。
本格的にチャートが動くのはトークンセールの後になりそうですね。

すでにウォレットも配布されており、2018年中にはAidpayという支払いシステムのリリースを予定しています。
法定通貨やイーサリアムなど他の仮想通貨をAIDCOINに変換し、簡単に寄付を行えたりCharityStarsのオークションに参加することができます。
寄付をする人は寄付をした分だけの領収書がすぐ発行されるので、税金控除にも利用できます。

慈善団体の信用回復のために開発された

チャリティ団体は大切な働きをしますが、一部に不備のある団体がいたり国全体の経済の悪化などの要因によって慈善団体への視線も厳しくなることもあります。
日本でも24時間テレビに賛成する人と批判的な意見を持つ人が一定の量いますよね。

イタリアでは2005年以来慈善団体への信頼が下落しており、市民の半数以上が疑わしいと感じているようです。
けれど世界では寄付の必要な人がたくさんいます。オンラインチャリティが盛んなアメリカでは、年間150憶ドルも大きな金額が寄付されています。
他の国でも信頼回復をしてチャリティへの意識を上げたい、そこでAIDCOINが開発されたのです。
後から不正に改ざんできないというブロックチェーンの仕組みとチャリティの親和性は高く、AIDCOINのシステムでは自分が寄付したお金が慈善団体にどんな風に使われているのか追跡することができます。
このシステムはICOの後にリリースされるため、AIDpayは日本でリリースされるのか・日本円からAIDpayに変換できるのかという点については明らかになっていません。
しかしビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を持っていれば参加できるので、多数の国のユーザーが身近に寄付活動を行えるようになりそうですね。
ちなみにAIDCOINの公式サイトは日本語にも対応しています。機械的な翻訳ではあるものの、国際的にこの活動を広めたいという気持ちが感じられます。

将来的なビジョン

AIDCOINと提携しているCharityStarsは、有名人からもらったプレゼントや有名人に会える権利をかけてチャリティオークションを行う団体です。
このオークションによって得られた収益はSave the Children、ユニセフ、WWF、women for womenなどの団体に寄付されます。
AIDpayが実用化されたらCharitystarsのオークションにかかる手数料が割引されるようですよ。すでにiOSとAndroidの両方のデベロッパーで使えるアプリを開発しているそうなので、世界的にこの活動を広めることができそうです。
日本でもせっかく仮想通貨が広まってきたのだから、こういった活動もより簡単に身近にできるようになればいいなと思います。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

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