ハリウッドも仮想通貨に注目!Movie Coinって?

映画の都として知られるハリウッドで、独自のトークンが生まれるかもしれない。
そんなニュースをキャッチしました。
規制から一転、ルール整備が整った印象のあるアメリカの仮想通貨市場で、
新たなトークンが誕生するようです。
一体どんな特徴を持ち、どう使われるのか?詳しく解説していこうと思います。

映画界でのトークンセールは初めて

MovieCoinと名付けられたこのトークンについては、まだ詳細が明らかになっていないもののSEC(アメリカ証券取引委員会)の基準に準拠して販売されるようです。
企画しているのはクリストファー・ウッドロー氏、ハリウッドでも指折りの名プロデューサーです。
2018年の上半期までの販売を目指すとしており、目標資金調達額は1憶ドル(約113億円)で「映画の資金調達に革命を起こす」と語っています。
同氏はICOやフィンテックなどを取り扱う金融会社のBankEXと提携し、Movie coinを販売する予定です。
ハリウッド映画はとにかく莫大な資金が必要で、どんなに有名な会社や監督でも自己資金で賄うのは困難だと言われています。
そこで世界中で公開される配給権を担保に借入を行ったりするのですが、完成保証ボンドという保険のようなものもあります。
これは保険会社が不足分の資金を補うといった内容ですが、その分納期や現場のチェックなどに保険会社の介入が強くなります。
最終的には保険会社が映画をボツにする権利まで持つほど。

Movie Coinはそんな資金面での問題を改善し、映画製作を民主化したいという思いから作られたコインなのです。

プロジェクトを牽引するC.ウッドローはどんな人?

クリストファー・ウッドローは「バードマン」「ハクソーリッジ」などアカデミー受賞作品を多く手掛けた有能なプロデューサーです。
最近では、元CIA職員エドワード・スノーデンを描いた「スノーデン」も話題になりましたよね。
クラウドファンディングとは異なり、映画製作のたびにMovie Coinで資金調達をしたり出資者が利益を得られるようにICOを選んだそう。
映画の成功した規模により評価額が算出されるため、もしその映画が大ヒットしたらMovie Coinを持っている人も設けられる仕組みです。
ウッドロー氏のような大物プロデューサーが行えば、トークンの知名度も上がるし投機価値も上昇しますよね。

ショービズ界と仮想通貨の親和性

音楽界ではすでに仮想通貨やブロックチェーンの利用がかなり進んでいます。
イーサリアムをベースにした音楽配信サービスをはじめ、デジタル音楽向けのトークンである「Audio Coin」は時価総額3億円を超えています。
他にもビヨークのアルバム「ユートピア」がビットコイン・ライトコイン・ダッシュ・オーディオコインで購入できるようになるなど、音楽界は仮想通貨において映画界を一歩リードしています。

実現したらどうなる?

現在150億円以上の製作費で映画を作ると、中国市場でうけなければ赤字になるといわれています。
中国の表現規制はアメリカのそれよりも厳しいため近年のハリウッド映画ではレーティングを中国に合わせて、暴力描写を少なくする必要があります。
さらに中国企業がハリウッドにどんどん進出しており、2015年には中国の映画製作会社がアメリカの制作会社と一定の本数を共同制作することを条件にと提携しています。

反対に規模の小さいインディペンデント映画の資金調達も困難で、作品数が減っているというデータもあります。

この取り組みが成功すれば映画の中でより自由な表現ができるようになったり、才能ある若者がチャンスをつかむ機会も増えるかもしれません。
昔からエンターテインメントにはその時の時勢が大きく影響するのが常ですが、素晴らしい作品も星の数ほど存在します。
少しずつ興行収入を拡大している日本映画界でも、同様の計画があるかもしれませんね。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

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