【iBuildApp】スマートフォンのアプリを素人でも簡単に作成できるプラットフォームが誕生?

【iBuildApp】スマートフォンのアプリを素人でも簡単に作成できるプラットフォームが誕生?

誰でもアプリを作れる時代が到来?

過去の記事でも紹介しているが、私の兄は地方都市で小さな広告代理店を経営しており、結構繁盛しているようだ。
インターネットに詳しくない年配の経営者が運営している商店街の店舗などが彼の主要な顧客で、ホームページ作成代行やチラシ広告の提案などを行っている。

最近は、HTMLやCSSなどのコーディング知識がなくても簡単にホームページを作成できるサービスが提供されているのだが、その作業さえ面倒であると考えている中小零細企業の経営者が日本には多いようで、この傾向が続く限り、私の兄のビジネスは安泰だろう。

ホームページだけではなく、スマートフォンのアプリでさえ簡単に誰でも作れる時代が来ているようである。
今回紹介するブロックチェーン企業の「iBuildApp Network, Inc」は、スマートコントラクト・プラットフォームを利用することによって、簡単にアプリを作成できるサービスを提供しようとしている。

アプリ作成で世界50億人を相手にビジネスが可能?

iBuildApp Network, Incのウェブサイトによると、スマートフォンの利用者は世界で50億人に達しているという。
アプリを作成する場合、従来は専門の業者や個人のエンジニアに依頼するケースが多かった。業者にアプリ作成を頼むと、下請けの企業や個人に仕事を回すケースがあり、それによりマージンが発生することもあった(依頼者からは見えないが)

iBuildApp Network, Incのスマートコントラクト・プラットフォームであれば、従来のアプリ作成で発生した仲介者をなくすことができるとしている。なぜならば、依頼者自身がスマートフォンのアプリを自ら作成するための仕組みを、iBuildApp Network, Incが提供するためである。また、アプリ作成者本人が、仲介者を通すことなく、利用者に直接アプリを提供できるからである。

無料で簡単にホームページを作成できるプラットフォームが日本でも存在しているが、iBuildApp Network, Incが提供しようとしているサービスは、これに近いものになると考えられる。スマートフォンのアプリを作成したことがない人であっても、iBuildApp Network, Incであれば、プロフェッショナルのエンジニアが開発したような仕上がりになるという。

iBuildApp Network, Incで具体的にどうやってアプリを作るのか?

iBuildApp Network, Incで実際にアプリを作成する方法について、ウェブサイト上で手続きが提示されている。
具体的な方法は、以下の通りである。

ステップ1.スマートフォンの画面に掲載されるテンプレートを選択する。

→1,000種類以上のスマートフォン用テンプレートが用意されている。

ステップ2.アプリを編集する。

→編集作業は簡単にできるように設定されている。ロゴマーク、グラフィック・デザイン、動画、音楽、写真などを選び、アップロードすることが可能である。また、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターなども利用することができる。

ステップ3.スマートフォン利用者が使える状態にする。

→アイフォンとアンドロイドのアプリ・ストアに掲載し、スマートフォン利用者が使えるようにする。

iBuildApp Network, Incを使い、上記3つのステップでアプリ作成が可能なようである。仕組み自体は非常にシンプルにできているため、プログラミングやコーディングの知識がまったくなくても簡単にアプリが作成可能になるのだろう。

アプリの見本市にもなるiBuildApp Network, Inc

iBuildApp Network, Incのプラットフォームを利用することで、簡単にスマートフォン・アプリが作成できるだけではなく、アプリの販売を行うことも可能になる。
従来は、JavaScriptの知識がなければスマートフォン・アプリを作成できなかったが、iBuildApp Network, Incの登場によって、プログラミングのことを知らないデザイナーな
どが、アーティスティックなアプリを開発することが予想される。

iBuildApp Network, Incのプラットフォームで作成したアプリが販売されることによって、アプリをビジネスで利用したい人にとっての選択肢が拡大し、仲介者にマージンを取られることもなくなる。
iBuildApp Network, Incはアプリの見本市になる可能性があり、世界中の人がアプリを作成し、販売することで市場がさらに拡大する可能性がある。

iBuildApp Network, Incのウェブサイトによると、現在は毎月300万個のアプリが作成されているという。
iBuildApp Network, Incによってアプリ開発がさらに簡単になり、アプリ作成のさらなる増加が予想されている。

20年前からパソコンが世界中で普及し始め、この10年であらゆるビジネスにインターネットが必要となり、現在のアメリカにおけるすべてのビジネスの50パーセントはオンラインベースになったとiBuildApp Network, Incは説明している。

タブレットやスマートフォンは、パソコンの8倍の速さで普及しており、iBuildApp Network, Incは今後数年間で、ビジネスにおけるアプリの必要性がさらに高まっていくと予想している。

行政機関や大学が顧客?

iBuildApp Network, Incは、ウェブサイト上で行政機関や大学などが「顧客(Customers)」になっていると述べている。
既に顧客として取引が始まっているのか、今後取引を開始する契約を結んでいるのかは不明だが、民間企業もiBuildApp Network, Incを活用するようだ。

iBuildApp Network, Incの主要顧客として、アメリカ合衆国国務省、ミネソタ州、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ハワイ大学、アメリカ海軍、エモリ―大学、ユニリーバ、セガなどがウェブサイト上で掲載されている。
行政機関や大学が多く、民間の比率が少ない理由は不明だが、iBuildApp Network, IncはICO(仮想通貨による資金調達)前に多くの顧客をつかんでいるようだ。

2018年にフルサービスを開始予定

iBuildApp Network, Incは2017年9月からICOを開始予定であり、トークン購入者はiBuildApp Network, Incのネットワーク上でアプリを購入したり、値上がりを見込んで保有し続けることも可能になる。iBuildApp Network, Inc上でアプリを作成し、販売した人にはトークンが付与されることになる。

2017年第4四半期中に、iBuildApp Network, Incのベータ版がリリースされる予定であり、2018年第2四半期からはフルサービスが開始されることになっている。すでに大きな市場になっているスマートフォン・アプリだが、iBuildApp Network, Incの登場によって開発と流通がより一層活発になることが予想される。

コインマン

日本初の仮想通貨評論家「コインマン」として活動する元外資系金融マン。債券ブローカーとしてニューヨークで勤務し、東京では当局対応として金融庁と対峙したリアル半沢直樹。
毎朝4時に起床し、仮想通貨ニュースを執筆する日々を過ごしている。フランスに留学していた親仏家であり、ヨガインストラクターを目指していたヨガマニアでもある。

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