投資と寄付のWPCのICOスタート、TSUMUGIはミャンマーを発展させるか?

貧困に苦しむ人々の現実は、はた目にはなかなか見えにくいものでしょう。もちろん、体がやせ細っていて、身に付けている衣類もみすぼらしく、元気が明らかになくふらついていれば、飢餓に苦しむほどの極貧レベルであることは一目瞭然でしょう。

しかし、現代では、開発途上国で生活する人々であっても、スマートフォンなどの携帯端末を持っている人は珍しくなかったりします。不思議ですね。銀行の口座の保有率が低いのにどうやってスマートフォンなどを持って維持しているのでしょう?

そして、感じませんか?スマートフォンを持てているような開発途上国ならば、あとほんの少しの援助ときっかけがあれば、すぐにぐんぐん伸びていけるに違いないと思いませんか?

WPCはそのような開発途上国で、ままならない暮らしをしている人の暮らしを底上げすることをめざしています。そして、そのWPCのICOが始まっています。

ではまだご存知ない方のために、このWPCについてご紹介します。たくさんの日本人がこのWPCを企画し、支えているのです。

WPCとは?

WPCは世界の貧困で苦しんでいる人を救済することを目的として作られた仮想通貨です。WPCという仮想通貨は独自ブロックチェーンを使用します。WPCの誕生は2016年です。このWPCを利用することによって、わずかな送金手数料で、あっという間に決済を可能にします。

ICOで配布されているWPCからはERC-20 トークンとなっています。カレンシータイプのWPCは「PoW」と「PoS」によるマイニングが可能です。2022年のセカンドクォーターあたりには、「PoL」のハイブリッド方式に移行するということです。この移行でWPCの普及を爆発的なものにすることができるようになります。

WPCの他と違う特徴をひとつ挙げるとしたら?

TSUMUGI

TSUMUGIはAI技術を駆使してプログラミングしたシステムです。そして、これがWPCのシステム的な特徴です。「紡ぐ」を語源として名付けられているのが、日本人には親しみを持てるのではないでしょうか。

このTSUGUMIには2つの役割があります。

  1. 独自のクレジットスコア判定
  2. PoLを機能させる「マザーウォレット」

この役割によって、銀行を経由しなくても、融資を受けたりが可能になります。具体的には、AIを利用して開発途上国の人々のクレジットスコアを算出するので、各個人に最適な融資額を算出できるからです。

経済成長のためには、個人の経済成長が不可欠です。そして、個人の成長のためには融資も不可欠です。正確には、不可欠というより、融資もあったほうが効率がよい、ということです。

WPCで貧困を根絶するための方法とは?

WPCのプラットフォームを提供します。このプラットフォームを利用することで、銀行の口座がない人たちも、わずかな資金でも安全に貯金ができるようになります。さらに、簡単に資金運用できるようになります。

そのようにして、徐々に開発途上国に暮らす人々が、自立した生活を送るチャンスを自らつかんでいきやすくなるように支援していきます。

WPCの寄付するための資金の調達は?

慈善事業であっても、資金集めは必要になっていきます。莫大な負担を長期間続けることは、普通不可能です。また、大人の事情になりますが、一方的に負担を続けるという行為は現実的でもないでしょう。そして、WPCもビジネスですから当然です。

つまり、資金を用意しなければいけません。この資金はWPCで投資家が寄付をしたくなるような物を作り出すことで達成しようとしているということです。なるほど、投資家に間接的にも直接的にも寄付を楽しく手伝ってもらうということですね。

寄付の概要は?

2億5000万WPCを開発途上国に寄付するということです。この金額はWPCの全発行枚数の10%にあたります。

この寄付は複数の国と地域に対して段階的に行っていくようです。既に、ミャンマーをWPCを最初に導入する国として選択したとのことです。

ミャンマーを寄付をする国として選んだ理由は?

ミャンマーを寄付をする国として選んだのにはもちろん明確な理由があります。ミャンマーという国は現在、急激な勢いで経済成長をしている国です。2015年の経済成長率は7.0%、2016年は若干失速して5.9%、2017年には回復して7.7%、そして、2018年には8.0%の経済成長が見込まれているということです。

そして、成長期ゆえのアンバランスな面があります。そこが、寄付をする国として選択した理由になります。それらは以下の通りです。

スマートフォン普及率が高い

ミャンマーは国民のなんと89%がスマートフォンを含む携帯端末を所有しているのだそうです。これは想像以上だと思いませんか?ほぼひとりに一台という状況です。

銀行口座を持っている人が未だ少ない

ミャンマーは社会インフラはわりと整っているんだそうです。それなのにも関わらず、なんと、銀行口座を持っている人の割合はたったの23%だということです。経済成長をしているのに、この銀行口座の保有率は低すぎます。稼いだお金はどこにいくのでしょう?

ヤンゴンではタンス貯金が主流

ヤンゴンなどのような郊外では「タンス貯金」が主流だそうです。しかし、幸か不幸か、現在のところ、このタンス貯金に回すお金がない人が多いようです。ですから、まだ安全なのでしょう。これで結構現金を持っている人が増えれば、物騒になるでしょうから。

しかし、発達させていくにはひとりひとりがお金を持たなくてはいけませんし、お金を循環させなければいけません。そして、もちろん、お金を安全に保管できる環境も必要になります。

ただし、そのお金を保管する環境が絶対に銀行でなくてはいけないということはないでしょう。なぜなら、仮想通貨があるからです。そして、スマホなどの携帯端末の普及率が高いからです。

ミャンマーの法定通貨はあまり使われていない

ミャンマーの法定通貨の「チャット」は価値が安定していないというともあり、アメリカドルを利用している人が多いのだそうです。自国の通貨ではなく、他国の通貨を使っている状況というのは日本人ではちょっと考えにくいですね。

そして、このような環境だから、仮想通貨が流通しやすいと考えられます。ポイントはスマートフォンなどの携帯端末などの普及率が高いということです。

このような環境の中で、仮想通貨が安全な通貨として利用できるとミャンマーの人々に認識されれば、ものすごい勢いで仮想通貨が浸透していくのが自然です。仮想通貨はタンス貯金のように簡単に盗まれることはありません。銀行口座を持たなくても、すぐに安全に貯金したり、資産運用したりできるようになります。

他国の通貨をタンス貯金するよりも、仮想通貨を使ったほうがよいということをやがて多くの人は気がつくでしょう。だから、まずはミャンマーを選択したということです。

WPCのICOの概要

  • 公式サイト:http://worldpeacecoin.io/
  • 目標調達資金:2000万USドル
  • 使用通貨:イーサリアム、ビットコイン、ビットコインキャッシュ
  • プレセール:既に終了(2017年12月20日方2018年1月20日までの間行われていました)
  • ICO:2018年3月25日から2018年5月23日まで
  • ICO中の1WPCの価格:1WPC = 0.28USドル(プレセール中は1WPC = 0.22USドルだった)
  • ICO期間中のボーナス
    • 3月25日から4月8日まで:17%ボーナス
    • 4月9日から4月23日:12%ボーナス
    • 4月24日から5月8日:8%ボーナス
    • 5月9日から5月23日:ボーナスなし

ホワイトページの総括に以下のように書いていました。

”国や企業ではなく一個人の視点に立てば、献身的精神だけで行動を起こすのは困難です。しかし、そこにマイニングという理由が加われば事情は一変します。”

確かにそうですね。

そして、WPC保有者は誰でもマイナーになることができます。

世界平和にも目を向けながら投資をしていくというのは、投資に「儲ける以外に寄付という新しい目的」ができますので、投資家としても楽しいでしょう。寄付をするなんて、本物の投資家という気さえしてきますね。

さて、WPCに投資をするのであれば、少しでもはやいほうがボーナスが大きいです。たくさんの日本人が関わっているWPCのICO、まずはwebにもアクセスしてみませんか?重すぎるくらい異様に凝った作りが多い最近のICOのプロジェクトページが多い中で、さわやかな空気を感じる青色のシンプルなページにはなんだか癒されます。ICOは5月23日まで行われる予定です。

沼佐睦美
沼佐睦美はフリーライターです。短大卒業後、数年社会人を経験し、米国の4年制大学に編入、卒業。
専攻は経済。株、為替、仮想通貨のトレードが趣味で、トレード歴は10年を超えます。
ドル円とユーロドルとイーサのトレードを得意としています。

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