LINE、独自のブロックチェーンエコシステム構築へ

韓国最大のインターネットサービス会社ネイバーの100%子会社である『LINE株式会社』(本社・東京)は、ブロックチェーンを使った独自のエコシステムを構築する予定です。
2018年4月20日にソウルで開かれた開発者向けイベントで、パク・ウィビン最高技術責任者(CTO)が明らかにしました。

LINE独自のプラットフォームを6月までに発表予定

LINEは既存のプラットフォームを利用せず独自のブロックチェーンエコシステムを構築するため、まずはLINE独自のプラットフォームを6月までに発表する予定です。

日本国内で月間利用者7,300万人のコミュニケーションプラットフォーム「LINE」に、ブロックチェーンを組み合わせ、さまざまな分散型アプリケーション(Dapp)サービスを生み出す計画だということです。

ブロックチェーンに関するこれまでの取り組み

今回の発表以前から、LINEは、ブロックチェーン技術の研究開発を積極的に推進することを表明していました。

2018年に入ってからのLINE株式会社のニュースリリースを振り返ってみましょう。

【2018年1月31日】LINE Financial株式会社を設立
【2018年4月5日】LINE Blockchain Labを設立

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

【2018年1月31日】LINE Financial株式会社を設立

LINEは2017年に「LINE Pay」の全世界での年間取引高が4,500億円を突破し、登録ユーザー数も4,000万人を達成するなど、大きく拡大しました。

こういった流れの中、さらに革新的な金融サービスを提供すべく、LINE Financial株式会社が新たに設立される運びとなりました。

今後は、LINE Financial株式会社をベースにし、LINE上で仮想通貨交換や取引所、ローン、保険といった、様々な金融関連のサービスを提供する準備を進めているということです。

【2018年4月5日】LINE Blockchain Labを設立

LINE Blockchain Lab(ライン ブロックチェーン ラボ)は、ブロックチェーン基盤技術およびその応用サービスの研究・開発に取り組み、ユーザー参加型の新しいサービスモデルの構築を目指します。

公開されたブロックチェーン技術を応用したdAppの開発や、P2Pネットワークによる分散システムや暗号化技術の研究を行い、独自ブロックチェーンプラットフォームの開発にも取り組んでいくと述べていました。

LINE Blockchain Labで研究・開発された技術は、既存の「LINE」関連サービスへの応用に加え、準備を進めている仮想通貨交換および取引所などさまざまな金融事業への応用を目指します。

LINE Blockchain Labの設立にともなって、エンジニア職の採用を積極的に行い、年内に30人規模の組織を目指します。

まとめ

以上、LINEのブロックチェーン推進にまつわるニュースをいくつか取り上げました。

LINEの月間利用者数は7,300万人にものぼります。日本人の半数以上がコミュニケーションツールとして日常的にLINEを利用しています。

多数のユーザーを抱えるLINEでブロックチェーン技術が実用化されれば、この革新的な技術に対する関心も一気に強まるのではないでしょうか。

ブロックチェーンに対するLINEの今後の取り組みに注目が集まっています。

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