QUOINEがICOプラットフォームの立ち上げ! これからはIEOの時代か

5月4日に「QUOINE(コイン)」は運営している仮想通貨取引所「QRYPTOS(クリプトス)」でICOプラットフォームをローンチしました。

これまでのICOの不透明さや危険性を解消するサービスとして注目されていくでしょう。今回はQUOINEがローンチしたICOプラットフォームについて解説していきます。

QUOINEとは

QUOINはシンガポールに拠点を置く会社で仮想通貨取引所を2つ運営しています。取引所は、冒頭で申した「QRYPTOS」。そして、「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」。簡単に2つの取引所の特徴をみていくと以下のようになります。

QRYPTOS

シンガポールが拠点、取り扱い通貨41種類、独自トークンQASHでの取引が可能、Maker手数料が-0.075%
※日本居住の場合口座解説不可

QUOINEX

日本が拠点、取り扱い通貨8種類、ビットコインなど3種類の通貨でレバレッジ取引が可能、QASHでの取引が可能

話題になったのは独自トークンの「QASH(キャッシュ)」です。国内で運営されている「QUOINEX」は金融庁の認可が下りている取引所で、金融庁認可の取引所としては初めてICOを成し遂げ注目を浴びました。日本で行われたICOとしては最大規模の124億円を調達していますので、期待の高さが伺えます。

ちなみに、海外の取引所で「CoinExchange(コインエクスチェンジ)」もありますが「QUOINEX」とは別物ですのでご注意ください。

QUOINEがローンチしたICOプラットフォーム

今回、QUOINEがローンチしたICOプラットフォームは「ICO Mission Control」と呼ばれ、QRYPTOSに登録したユーザーならば追加の登録などは必要ありません。残念ながら、QRYPTOSへの登録ができない日本人(日本居住者)は参加できません。

ユーザーのメリットの他、トークンを発行する側にもメリットはあります。トークンを発行した後の価格の変動リスクが軽減できるようになっています。さらに、トークンの売り上げに関するデータもリアルタイムで確認でき、ICOで集めた資金がどのように使われているかも確認が可能で、不透明性の解消も図られています。

すでに、ICO Mission Controlを使ったICOも行われ「Vuulr(ヴューラー)」が第一号の案件として利用しています。Vuulrは映像の版権に特化したプラットフォームでVUUトークンを発行しました。

今後のICO

今回、QUOINEがローンチしたICOプラットフォームは今後のICOの在り方を変えるかもしれません。これまでのICOは専用のウォレットを作成、希望のICO案件に必要な仮想通貨を用意しトークンを受け取るウォレットに保管。

その後、プレセールに参加し送金、トークンを受け取る流れでした。この方法で詐欺まがいのICO案件が続出している現状があります。トークンを買ったのはいいものの、その後、何も開発が進まず価値のないトークンになるなど、手口は様々です。

集めたお金をどのように使っているのか透明性に欠けていたのです。ICO Mission Controlではお金の流れがわかる仕組みになっていますので、ICO参加者もしっかりと見守ることができるわけです。

トークンを発行する側はしっかりとした開発方針や過程を示す必要がありますが、期待値の高いプロジェクトであれば大口の資金調達も夢ではありません。大口の資金が集まれば、より高度なテクノロジーが生まれる可能性も高まります。

期待感が高まれば、そのトークンはどんどん価値が上昇しますから購入者にも大きな恩恵になります。

透明性の高さと資金の流動性を考えると、今後、仮想通貨取引所がICOを行う「IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)」が主流になるかもしれません。

ただ、規模の大きな取引所が市場を操作する危険性や今回のICO Mission Controlのように日本人が参加できないなどの問題点はあります。それらの問題をどう解決するのか、IEOの普及に期待したいところです。

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