猿でもわかる。Maidsafe(メイドセーフコイン)


仮想通貨の多くは、その仕組みを利用して未来を発展させる技術革新を狙っています。
主要な仮想通貨であるBitcoinも、本来は仮想通貨という未来を発展させるために作られたといってもいいでしょう。
仮想通貨は単なる投資銘柄ではないという理由は実はここからきています。
今回ご紹介するMaidSafeCoin(メイドセーフコイン)も、この技術革新を狙って作られているのです。

MaidSafeCoinの大本となっているMaidSafe

MaidSafeCoinはMaidSafeというシステムを支援するために作られています。
このMaidSafeとはどのような仕組みなのでしょうか。
この仕組みを理解するためには、まずはP2Pについて理解していなければなりません。
P2Pとは、サーバーを介することなく端末同士が直接やり取りをすることができるネットワークのことを指します。
MaidSafeはこの仕組みを利用して、多くの個人のコンピュータのリソースを借りて様々なことを行おうというものです。
個々人のPCは多くの場合、CPUやHDD、メモリなどをすべて使っているということはあり得ません。
そのいつもは使っていないリソースを、皆さんから少しずつお借りしてアプリケーションを起動してみたり、何かプログラムを作ってみたりしてみようというのがMaidSafeの考えていることです。
いうならば、アニメ「ドラゴンボール」で有名な「元気玉」を個人のPCを使って作ってみようというアイディアといってもいいでしょう。

MaidSafeができること

この分散型システムを活用してできることは、高度なセキュリティネットワークの構築です。

今までのシステムでは、多くの場合、サービス運営会社のサーバーなどを活用していくことになるため、そのサーバーの中を見ればパスワードがわかりますし、そのサーバーが攻撃されて破損してしまえば、利用データやそこで保存したデータなどが消滅してしまいます。

しかし、MaidSafeという仕組みを使えばすべてのデータを分散的に保存しているため、そうした攻撃対象が存在しません。
さらにバックアップデータなどや自動復元のためのデータなども分散的に保存してあるため、一つのデータに問題が発生したとしてもすぐに修復できるようになります。

このような仕組みが発展していくと、今まではサーバーやサービス運営会社のセキュリティチェックという問題がありましたが、そういったものは必要なくなってきます。

しかも、もしかしたら、個々人のPCのデータ管理も可能になる可能性が出てくるため、セキュリティホールを活用した個人情報の抜き取りなどが全く不可能になってくることも否定できないのです。

MaidSafeとMaidSafeCoin

MaidSafeCoinは、このMaidSafeという仕組みに同意しコンピュータのリソースを貸し出す人に報酬として支払われます。

Bitcoinなどで知られているマイニングとは異なる仕組みを採用しています。
ただし、MaidSafeCoinはそのままでは利用できず、今後発行される予定のSafeCoinの引換券です。
SafeCoinはBitcoinとの交換やその他サービスへの対価として利用できるように開発を進めているようです。

MaidSafeCoinをさらに注目させる仕組み、MaidSafeCoin CCP

MaidSafeCoinはCCPというさらに面白い仕組みを作り上げました。これはインターネット上で社債を売買するサービスです。

この社債自体を売買することでこの仕組みに参加している人が利益を上げることができます。
ただし、CCPへの参加は今現在参加している人(会員という)の紹介が必ず必要です。
誰でも参加できるわけではない仕組みではあります。運用益はかなり出ているようで、この理由もあり、MaidSafeCoin自体の注目度や価格も上がっています。

セキュリティシステムの開発に貢献できるMaidSafeCoin

ただのお金儲けや投資対象ではない新しい技術革新を狙う仕組みとしてのMaidSafeCoin、いかがだったでしょうか。

しかも、CCPなどの仕組みもあり多くのプレイヤーが参加している仕組みのため、簡単に倒れることは考えにくと言えるでしょう。
ぜひ、さらなる便利なインターネット社会構築のために、より高度なセキュリティシステムの開発に期待してみませんか?

年間100回美術館に行ける生活を目指して日々何かしている、のんびり屋ライター。
金融・投資・ビジネス・芸術・カウンセリングなどを手掛けている。
仮想通貨については2017年から本格的に勉強を始める。
小さな資金で実際の取引も経験中。「何でもとりあえずやってみる」の意識が強い。

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