南アフリカで仮想通貨に関する意識調査実施 -半数が支持

南アフリカ共和国の大手テクノロジー系ニュースサイト「MyBroadband」が今年4月に仮想通貨を保持していない当サイトの読者1,244人をターゲットに仮想通貨に関する意識調査を実施。当調査の結果、全体の50%が「2018年内に仮想通貨投資に参入」を考えていることが明らかになりました。

南アフリカはアフリカ大陸でもっとも経済的発展を遂げており、仮想通貨普及への試みも積極的に行っています。今年2月には同大陸内で初となる仮想通貨決済対応の仮想通貨関連グッズ販売の小売店「Bitmart」をオープンしたことで話題になりました。

全体の78%がすでに仮想通貨投資経験あり、マイニングへの関心も高い

「仮想通貨を過去に投資もしくは現在保持中ですか?」という質問に78%が「はい」、22%が「いいえ」と回答しています。「いいえ」と回答した22%に対して「2018年中に仮想通貨またはマイニングへの投資を計画していますか?」と質問。

結果、過去に仮想通貨投資経験がない22%は以下のように回答しました。

  • 仮想通貨・マイニング両方に投資しない:53%
  • 仮想通貨に投資:25%
  • 仮想通貨・マイニングの両方に投資:15%
  • マイニングに投資:7%

仮想通貨投資経験のない読者の半数以上が2018年内に仮想通貨・マイニング投資を考えていることが分かりました。

調査対象がテクノロジー・ITニュースを配信するMyBroadbandの読者という点を考慮する必要はありますが、全体の78%がすでに仮想通貨投資の経験がある点は驚きです。また、仮想通貨だけではなくマイニング投資への関心が高い点でも、南アフリカ国民の仮想通貨リテラシーの高さを感じます。

仮想通貨投資家の急増加で南アフリカ準備銀行が自主規制機関の設立を発表済

今回の意識調査でも明らかになったように、南アフリカの国民は仮想通貨に対する関心が非常に高いです。

今後、同国内では仮想通貨投資の流れがさらに激しくなると考えられており、今年4月には南アフリカ準備銀行(SARB、同国の中央銀行)は自主規制機関を設立することを発表しています。

設立目的は「仮想通貨投資の保護」そして「システミック・リスクの軽減」の2つ。そのため、当決定は南アフリカの仮想通貨産業の更なる発展のために決定されたものであり、同国の仮想通貨投資にネガティブな要素を与えるものではありません。

もっとも注目すべきポイントは「自主規制機関」という点。仮想通貨自体がいまだ発展途上で今後大きく変わるポテンシャルがあり、法規制では流れに追いつけないだけではなく、仮想通貨産業の発展を阻害してしまう可能性が高いためです。今回、設立が発表された自主規制機関は独自のルール・基準を制定することができる非国家機関。そのため、仮想通貨産業の発展を邪魔せずに仮想通貨投資全体の規制を行うことが可能になります。

南アフリカは政府も国民も仮想通貨に積極的な態度を示している

南アフリカは仮想通貨投資に積極的な国家ということが今回MyBroadbandが実施した調査でさらにクリアになりました。国民はもちろん、同国政府も仮想通貨産業の発展に非常に力を注いでいます。

その一例として、南アフリカの北部に位置するアルバートン市では交通違反切符の支払いをビットコインで支払うことが2017年の末から可能になっています。このように南アフリカ政府は仮想通貨に対して柔軟な姿勢を示していることから、今後同国で仮想通貨・マイニング投資がさらに増えるでしょう。

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