Moneroから分裂するMoneroVってどんな仮想通貨?


2018年4月現在、仮想通貨の種類は1500以上にも上ります。多くはICOにより誕生したものですが、中にはハードフォークによる分裂で生まれた仮想通貨も存在します。ビットコインキャッシュやイーサリアムクラシックなどがハードフォーク産仮想通貨の代表例です。2018年4月30日にはMoneroのハードフォークによって新しくMoneroVという仮想通貨が誕生予定となっています。今回はそんなMoneroVについて紹介します。

・何故Moneroはハードフォークするの?

MoneroVの公式サイトによると、MoneroとMoneroVの違いとして発行上限とプロトコルの2つを挙げています。1840万枚を発行上限の目安としているMoneroですが、1,840万枚到達後でもマイニングにより枚数は増えていくため実質上の発行上限は無限となっています。これに対しMoneroVではマイニングに関係なく2億5,600万枚が上限に設定されました。

プロトコルの変更は、スケーラビリティ問題を解消するためのものです。ブロックサイズの制限が存在しないMoneroではスケーラビリティ問題は発生しにくいと言われています。それでも将来的なことを考えるとbitcoinのようにスケーラビリティに問題を抱える可能性はあるため、MoneroVはMimbleWimbleプロトコルという新しい仕組みを導入しています。

MimbleWimbleプロトコルとは、Moneroの元々持つ秘匿性の高さを維持しながらトランザクションを容易に圧縮するという新しい仕組みです。なおMimbleWimbleという名前は映画にもなったJ.K.Rowling氏の小説「ハリーポッターシリーズ」に登場する呪文のひとつです。MimbleWimbleプロトコルの提案者も「ハリーポッターシリーズ」の登場人物ヴォルデモート卿のフランス語版に出てくる本名Tom Elvis Jedusorを名乗っています。

・いつハードフォークするの?

2018年4月段階MoneroVの公式サイトではカウントダウンが行われています。このカウントを見る限りでは2018年4月30日がMoneroVの誕生日、同時にMoneroのハードフォーク予定日ということになります。ただし4月30日は飽くまで予定日です。ビットコインのハードフォークを見ても、延長や中止は何度も行われました。この4月30日に行う予定のハードフォークでさえも以前は2018年3月7日予定、3月14日予定という話もあったほどです。直前で延長や中止になる可能性もあるため、MoneroVの公式Twitterなどで情報を確認することをお勧めします。

・Monero所持者にはairdropが行われる

ハードフォークにより仮想通貨が分裂する時には、分裂前の仮想通貨所持者に対してairdrop(仮想通貨やtokenの無料配布)が行われることが多いです。仮想通貨分裂の例で紹介したビットコインキャッシュやイーサリアムクラシックでもairdropが行われました。今回のMoneroVでもMonero所持者に対して、1XMRあたり10XMVという割合で
airdropが行われる予定となっています。ただしMoneroを所持しているだけではairdropの対象にならない可能性もあります。一番確実なのはMoneroの公式ウォレットに自分の所持しているMoneroを入れておくことでしょう。Moneroの公式ウォレットのダウンロード先はこちらになります。

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