iOSではマイニング不可能に! Appleがガイドラインを改訂

Apple社は先日ガイドラインを改訂し、仮想通貨について盛り込んだ内容で発表しました。今回の発表でiOS端末でのマイニングが全面的に禁止になりました。

Appleはこれまでガイドラインの見直しを何度か行っていますが仮想通貨アプリに関しての見解を打ち出したのはこれが初めてとなります。今回はApple社のガイドライン改訂について解説していきます。

iOS端末でのマイニングの禁止

Apple社はWorldwide Developers Conference(WWDC)でiOS端末でのマイニングを禁止する新たなガイドラインを発表しました。ビットコイなど仮想通貨への関心が非常に高まりマイニングによって報酬を得ることができますが、iOS端末で行うことで急速なバッテリー消耗で熱量をもたらし端末に負担をかけるべきではないとしています。

現状としてiPhoneやiPadでマイニングを行うユーザーは少ないのですが先回りして禁止したと考えられます。アプリ開発者に向けへ仮想通貨のマイニングの広告も禁止しApple製品でをマイニングに使うこと自体が禁止されたと考えてもいいでしょう。

広告禁止にもしっかりとした背景があり、広告をクリックすることで悪意のある攻撃者は携帯端末やPCを乗っ取ることが可能です。無謀ぶにマイニングした仮想通貨を奪い取る行為の増加も懸念し、広告の禁止に至ったようです。

ガイドラインではクラウドベースのマイニングなどで実施されない限りはApple製品内のアプリで仮想通貨のマイニングは不可能としています。

Apple社はこれまでも何度かガイドラインを改訂し仮想通貨関連に対応しています。もっとも仮想通貨が過熱したと言える2017年の12月には仮想通貨とICOに関して改訂が行われています。背景には同時期に仮想通貨に関するフェイクアプリが登場したことが考えられています。

2018年3月は勝手に仮想通貨のマイニングを行うアプリも問題になり、4月はGoogle Chromeのウェブストアでマイニングを行う拡張機能を全面的に禁止。様々なことが重なり今月のガイドライン改訂に至っています。

ウォレットやICOについて

ガイドラインでは確立された銀行や金融機関だけが仮想通貨の先物取引とICOのアプリを開発、公開するこが可能とされています。これは2017年12月発表のものと変わりはありません。ウォレットについては公式のものであればApple Storeから強制的に削除するなどの措置はしない姿勢です。

一時期、ウォレットアプリに関してもApple Storeから全て削除したこともありましたが2017年7月からは承認しています。ウォレットに対しては危機感を持ちながらもそれを使った取引自体は認めているとも考えられます。しかし、公式のウォレットでなければ第三者がSNSに投稿したり他のアプリをインストールしなければ正常にダウンロードできないものはあります。

今回のApple社によるガイドラインの改訂は製品に予測しないエラーや消耗が起きることを防ぐだけではなく、ウォレットにも警戒しながら認めている部分を考えると利用者を保護しているとも思えます。やはり、規制は全てが悪いわけではありません。

やまちはフリーライター兼ブロガー兼投資家です。
仮想通貨分野では様々な仮想通貨の特徴を把握し、これから伸びてきそうな銘柄の研究をし、ICO関係の分析を得意としています。
自身も仮想通貨の投資を行なっています。
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