世界初のマイニング可能なテレビ「AvalonMiner Inside」を発表

中国を拠点としている世界第2位のマイニングメーカー企業Canaan creative社が、世界初のマイニング装置を備えたテレビ「AvalonMiner Inside」を発表しました。

同社は2013年に設立され、ビットコインのマイニング用に設計された大量生産のチップを始め、ハードウェアを供給しています。また、Canaan社は今年5月に香港証券取引所に上場申請しており、新規株式公開(IPO)での目標調達額は10億ドルだとしています。

このTVセットは、スーパーコンピューティングチップとAndroidインタラクティブシステムを搭載しており、処理能力は1秒間に2.8兆回のハッシュの計算をすることができます。さらに人工知能によって駆動し、音声制御機能を備えているとのことです。

同社の開発チームは、マイニング事業が家庭用品へ範囲を広げ、次世代ブロックチェーンとAIの利用者層を生み出す計画の一部であると、考えているようです。将来、仮想通貨のマイニングが一般家庭に普及する可能性も見えてきます。

北京に拠点を置くビットコインアナリストのシャオ氏は、「これらの企業が既存の主要なテレビブランドにマイニング機能を組み込むことが可能となれば、より大きな意味を持つことになる」と述べ、Avalon Miner Insideの発売に期待をのぞかせています。

ほかの機能として、TVマイニングによるビットコインの収益率をリアルタイムで確認することができ、稼いだデジタル通貨で、エンターテイメントコンテンツや、Canaanプラットフォーム上で、実際にギフトを購入ことができるとしています。

Canaan社は仮想通貨マイニング分野で急成長を遂げており、ASICマイナー分野で世界シェアの8割を握るBitMain社より一足先に香港株式市場へ上場を果たすことができました。

今年5月に香港証券取引所に公開されたCanaan社の目論見書をみると、驚異的な業績推移を確認できます。2017年のCanaan社の営業収入は13億800万元(日本円で225億円程度)となり、前年同期比で4倍(2016年の売上は日本円で54億円程度)を上回ります。

2017年の純利益では3億6000万元(日本円で62億円程度)で、対前年比で7倍近い利益を確保しています。2015年の純利益が1500億元(2億5800万円程度)だったことを考えるとこの2年前で200倍を超える脅威の成長を実現したこととなり、今後大変期待できる企業だといえます。

このテレビが仮想通貨業界や、それ以外の一般家庭にどう影響を与えていくか期待したいです。

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