Binance、ユーロ取引を今年中に導入へ

世界でも最大規模の取引量を誇る取引所、Binance(バイナンス)で年内中にユーロ/仮想通貨ペアの導入が可能になることが分かりました。Binanceが法定通貨での取引を可能にしたのは初めてで投資家も注目し初めています。ユーロを先駆けとしてBinanceでの法定通貨による取引が今後も進む可能性もあります。今回はBinanceのユーロ取引やそれによる将来性について解説していきます。

Binanceでユーロ取引

今回、世界でも大手の取引所であるBinanceで法定通貨を使った取引を年内中に行うことが分かりました。Binanceの法廷取引通貨取引が可能になるのは初めてで、背景には香港にあった拠点をEUの友好国であるマルタ諸島に移したことでユーロの取り扱いに踏み切ったと思われます。

これまで、BinanceではUSDTと言って米ドルほぼ同じ価格で固定されている仮想通貨での取引は可能でした。日本の取引所では法定通貨を使った取引は当たり前のように行われていますが海外の取引所では基本的にビットコインやイーサリアムでの取引になります。法定通貨は日常的に使い当たり前のように保有していますので仮想通貨の取引に使えば流動性のも高まるでしょう。

USDTのリスク

USDTはテザーともよばれ、低い手数料で素早い送金ができるメリットがあります。さらに、価格を固定することでボラティリティの高い仮想通貨で取引するよりも安定的な取引が可能となっています。なぜ、米ドルと同じ価値を保てるかといえば運営元に預けられた米ドルによって価値が担保されているからです。

しかしながら、カウンターパティリスクがあります。例えば運営元に預けられている法定通貨の量よりも多くのUSDTが発行されれば価値が揺らぐことにもなります。USDTの価値がなくなれば運営が維持できなくなり破綻する可能性もあります。それをカウンターパティリスクと言いますが資産としての価値の裏付けがないと成立しないのがUSDTのデメリットとなります。

Binanceのこれから

Binanceはもともと中国国内で設立された取引所です。中国当局が仮想通貨に対しての規制を強めた中、規制を逃れるために香港に拠点を移しました。取引サイトが日本語対応で、スマホアプリもリリースされていることから日本でも口座登録数は多くなっていました。しかし、今年に入り突如として日本語非対応、日本の金融庁による警戒から拠点をマルタ諸島に移す運びになっています。

Binanceがユーロでの取引を開始させるのは今後の流れでも大きな意味があります。イギリス王属領のチャネル諸島でも仮想通貨取引所の設立を間近に控えていることもあるのでユーロでの取引ができるのは流動性の増加も期待できます。台湾でも関連企業と取引所設立などに向けた交渉を進めているとのことですから、ますますの存在感を示していく予感がします。

やまちはフリーライター兼ブロガー兼投資家です。
仮想通貨分野では様々な仮想通貨の特徴を把握し、これから伸びてきそうな銘柄の研究をし、ICO関係の分析を得意としています。
自身も仮想通貨の投資を行なっています。
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