ビットコインがウォッカの商品名に?でも早計はご用心。

かねてより噂されていたロシアの通貨であるルーブルの電子化が正式に発表されました。
これによりビットコインなど既存の仮想通貨への規制がより強まる見方もあり、注視が要される中でちょっとユニークなニュースが入ってきました。
仮想通貨の名前のついたウォッカが発売される予定があるようなのです。

実業家が特許を申請中

ロシアの有名実業家であるドミトリー・トロイツキー氏がビットコイン・イーサリアム・イーサリアムクラシックの3つの名前をつけたウォッカを販売するため、特許を出願したとLife.ruが伝えています。

まだ申請したばかりのため詳しい販売方法などは決まっていないそうですが、生産や管理にブロックチェーン技術を利用するとか、その銘柄の仮想通貨で買えるというわけでもなさそうです。

ネーミングライセンスのようなものでしょうか?
でも各通貨の開発チームがスポンサーというわけでもなさそうですし、違いますかね。
なんとも不思議なニュースですが、これに至った背景はあるのでしょうか?

若者のウォッカ離れが要因か?

数年前からロシアでは若年層のウォッカ離れが叫ばれていました。
これはウォッカをはじめとしたリキュールにかかる税金がたびたび上昇したことが原因です。
段階的に税率を上げていき2013年には30%に達しましたがその結果、10年間で2割も消費が減ったというデータも。
その他にもアルコール販売に規制が強まって買いにくくなったり、若者を中心にビールやワインの人気が上がったりといった要因があるとされています。
トロイツキー氏はこの現状を打破するために、若者に人気を集めているビットコインやイーサリアムの名を冠したウォッカで話題を作り、販売量をあげたかったのでしょうか?
もしこの予想が正しければ、それは少しタイミングが悪かったかもしれません。

ロシアの仮想通貨への対応

ロシアでは中国・韓国とは違い、ICO自体は禁止していません。
ですが、取引所へのアクセスを遮断したりマイニングを登録制にしてマイニングで得た利益には税金をかけたりと、仮想通貨に関して寛容であるとは決して言えません。
さらに導入部分でも書いたように、自国通貨のルーブル電子化が実行されたら、既に存在している仮想通貨への取り締まりは強化すると見られています。
仮にデジタルルーブルがリリースされたとしても、マイニングは政府関係者のみに限られるようで、政府主導の経済活動の鉄壁はより強固になるようです。

アメリカから経済制裁を受けている中でも2017年9月には経済活動が上昇し、格付けのランクも上がったりとポジティブな面が目立っています。

しかし制裁により外資獲得が難しくなったことを原因に、国内大手のオトクルィチエ銀行が経営難に陥るなどまだ安定への道のりは険しそうです。

商品化は上手くいく?

ロシアの仮想通貨を含めた経済活動は、来年の大統領選まで活発化しそうです。

有名なロシアンジョークのひとつに、ソ連解体後のロシアではストリチナヤが1番安定した代用通貨だったため、ウォッカを液体通貨と呼んでいた。というものがありますが…
国が禁止したビットコインをウォッカに変える人も出てくるでしょうか?

もしそれほど規制が厳しくなければトレーダーバーや、デジタル経済界のイベント会場などで受けそうです。
仮想通貨支払いができる普通のバーや居酒屋だったら、ビットコイン・イーサリアムなどそれぞれの通貨で支払うとお得に飲める。などのサービスができそう。

トロイツキー氏がいつこれらのウォッカを商品化するかは分かりませんが、高くついた商標登録費の元を取れるよう祈るばかりです。
ですが肝心のプーチン大統領はお酒を嗜まないそうで「酒とタバコは国難だ」とまで言っています。

経済制裁の原因を引き起こした騒動は、あくまでも国策のようですね。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

linea

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