ビットコインが97万円台まで下落! 原因は韓国取引所の家宅捜索か

2018年5月11日、ビットコインの価格が3週間ぶりの安値をつけました。原因で考えられるのは韓国の取引所「アップビット」への家宅捜索やMt Gox(マウントゴックス)による新たななビットコインの売却が考えられています。今回はその二つの出来事の解説とビットコインの価格に関して解説していきます。

2018年ゴールデンウィークからのビットコインの価格

ビットコインは今年のゴールデンウィーク中にじわじわと価格が上がりフィスコ仮想通貨取引所の価格では5月5日に108万2000円をマークします。

価格上昇の理由で考えられる出来事は少ないものの、投資家の心理的部分の一時的な改善があったからでしょう。

しかし、ゴールデンウィークが開けると売り注文が先行し100万円を切る時もありました。日本国内で言うならば5月6日に金融庁が仮想通貨交換業者(取引所)の審査を厳しくすると各メディアが報じたのも影響があるかもしれません。

5月11日に97万円台に下落

ビットコインが大きな下落を見せたのは5月11日。情報サイトのコインデスクの情報を参考にすると10日の12時時点で9300ドルだったビットコインの価格が11日12時には8900ドルと1日で400ドルも値下がりしています。

日本円建てでも11日に102万円だったのが97万円まで下落しています。いずれにせよ、一日で5%も価格が下落するのは見過ごせない事象ではないでしょうか。

この原因には冒頭に申し上げたアップビットとマウントゴックスの出来事が関係していると推測できます。

アップビットに家宅捜索

韓国最大規模と言われる仮想通貨取引所のアップビット。ご存知の方も多いでしょう、無料通話アプリ「カカオ」の子会社が運営している取引所です。一日の取引量は世界でも5本の指に入るほど規模が拡大しています。

朝鮮日報によれば、アップビットは貸借対照表を偽造し投資家を騙していたのではないかと検察当局が判断し家宅捜査に入ったとのこと。さらに、韓国金融庁もアップビットの本社に調査官を派遣し取引所の仮想通貨の保有状況の調査に入るようです。

この動きを受け、韓国内や世界のユーザーはコミュニティなどで仮想通貨市場に悪影響を与えるだろうと声を上げています。懸念の声だけではなく、ビットコインをはじめ100種類にも及ぶ仮想通貨の価格が15%以上下落するところまで発展しました。

気になるのはアップビットだけではなく韓国の仮想通貨取引所で起こっている不祥事です。2018年4月はコインネストの共同創設者兼最高経営者が横領と詐欺容疑で拘束されました。さらに韓国の公正取引委員会は取引所を運営している12社に対し顧客保護にかける契約を改善するように命令を下しています。

韓国国内でも仮想通貨熱はがありますので法規制や今回のような不祥事は市場へ与える影響は小さくはありません。国内だけではなく海外の取引所事情やニュースにはやはり目を向ける必要がありそうです。

マウントゴックス社のビットコイン売却

アップビットへの家宅捜査以外にもビットコイン価格下落に関係したと考えられるのがマウントゴックッ社によるビットコインを売却したことです。

マウントゴックス社といえば、世界でも最大級の取引所でしたが大量のビットコインが盗まれる事件から信用も落ち、2014年2月に会社更生法の申請を出し現在、破産処理中で管財人がついている状態です。

破産にあたり、保有していたビットコインの8000BTCを4回にわたり売却する予定があるようです。2017年11月以降のビットコイン市場へも、もしかすると影響を与えていたのかもしれません。今後もマウントゴックスからの売却があるのか注視する必要があります。

今後のビットコインの価格

価格が戻ってきたビットコインですがゴールデンウィーク明けに下落、さらに、今回紹介した出来事でも再下落。しかし、2018年4月は36%の価格上昇になっています。これは2017年12月以来の大幅上昇です。

今回紹介したような出来事で一時的な価格下落はあっても価格はまた戻ってくると考えられます。以前ほど規制関連のニュースも少なくなり、税に関するビットコインの売却が終了したことが追い風になっていくと思われます。

やまちはフリーライター兼ブロガー兼投資家です。
仮想通貨分野では様々な仮想通貨の特徴を把握し、これから伸びてきそうな銘柄の研究をし、ICO関係の分析を得意としています。
自身も仮想通貨の投資を行なっています。
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