中国・人民元でのビットコイン取引シェアが1%まで下落

ビットコインのウォレットをリリースしている「Bitcoin.com」によると人民元建てでのビットコイン取引量が1%以下に下落していることが分かりました。

仮想通貨ブームの火付け役でもある中国ですが仮想通貨に対する規制により取引量がどんどん低下しています。

2017年1月に中国でビットコイン市場はかなりの盛り上がりをみせました。当時1BTC=5万円ほどだった相場が2ヵ月で2倍の10万円まで暴騰します。この頃はビットコイン市場の90%以上の取引を中国は占めていました。

中国政府はビットコインへの資金流出を避けるために取引所各所へ立ち入り調査を実施します。政府の動きによりビットコインの価格は急落します。今振り返ると、この中国の動きが2017年の仮想通貨市場を賑わすきっかけとなったと思えます。

2017年年明けの立ち入り調査後、中国当局は仮想通貨への規制をますます強化していきます。2017年9月には仮想通貨の取引を全面的に禁止します。大手取引所、バイナンス、フオビ、OKコインは次々と拠点を国外に移していきます。

海外に拠点を移した取引所に対しても中国政府は中国人にサービスを提供するなと通達を出している徹底ぶりです。それほど国内の資金がビットコインに流出するのを懸念したのでしょう。当然のことながらICOについても禁止しています。

仮想通貨取引に対してはかなり厳しい態度を取っている中国政府ですが、今のところ、マイニングの規制はされていません。しかしながら、いよいよマイニングも禁止するのではないかとの声も聞こえてきます。

不幸にして先日、四川省の洪水によってマイニング施設が甚大な被害を受けたユースも飛び込んできています。マイニング用機材が無残にも土砂洪水により流されているシーンも浮き彫りになっています。

そのような事態が今後のマイニング市場への影響にどう絡んでくるのかも気になるところです。

ビットコインの取引はUSDTが半数

人民元建てでの取引シェアは1%以下になってきたわけですが、現在、ビットコインの取引でもっとも多く使われているのはUSDT(USDテザー)となり55%以上のシェアとなっています。USDTはアメリカドルと同じ価値(価格)となっている仮想通貨です。

USDTについで日本円での取引が32%と依然として高いシェアを誇っています。日本人によるビットコイン、その他の仮想通貨取引は活発と言えます。

今後のビットコイン取引シェアがどう変化していくのか、若干下がりつつある日本円での取り行きシェアがどうなっていくのか注視したいところです。

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