イギリス初、ハッカーから7000万円相当のビットコインを押収!

ロンドン共同によるとロンドン警視庁は25日、コンピューターハッカーからおよそ50ポンド、日本円にすると約7000万円相当のビットコインを押収したと発表しました。ロンドン警視庁がビットコインを押収するのは初めての出来事でした。今回はビットコインのハッキングやその危険性などを解説していきます。

イギリスのハッカーからビットコインを押収

今回押収されたビットコインはイギリス南東部ケント州在住のコンピューターハッカーから押収されました。そのビットコインはサイバー攻撃で不正に取得した数万人の銀行口座情報を闇市場で売るなどで得た利益とのことです。

冒頭で述べたようにイギリスでビットコインを押収したのは初めての出来事となります。今回はビットコインのブロックチェーンに不正侵入しハッキングを行ったわけではありませんのでビットコインの信頼が揺らぐものではなさそうです。

ビットコインを不正に入手することは可能なのか

ご存知の方も多いと思いますがビットコインはブロックチェーン技術により成り立っています。インターネット上にブロックと呼ばれる台帳に取引の記録をしていきます。出来上がったブロックがチェーンのように繋がっていく仕組みです。

ビットコインのネットワークに参加する複数のコンピューターで管理され、ユーザー全員がその取引記録を閲覧することができます。複数のコンピューターで管理され、ブロックの生成はどんどん進みますので「改ざんはほぼ不可能」となっています。

過去にあったビットコインハッキング事件

ビットコインの仕組みに不正に入り込んでハッキングすることはほぼ不可能ですが「取引所のウォレット」に侵入しビットコインを不正取得することは可能です。実際、これまでいくつものハッキング事件が起こっています。

マウントゴックス事件

マウントゴックス事件はビットコイン、仮想通貨の存在を知るきっかけになった方もいるのではないでしょうか。2011年6月、当時、マウントゴックス社が運営する取引所から75万BTCが消え去る事件が起こります。(現在のレートで考えると6000億円以上)

マウントゴックスはその頃、世界中のビットコインの70%の取引を担っていました。ですから衝撃的な事件でもありました。事件は取引所内部の人間が任意の価格で大規模な注文を繰り返した内容で取引所としての甘さを露呈するものでした。

poloniex事件

アメリカの大手取引所のpoloniex(ポロニエクス)も過去にハッキング被害を受けました。事件発生は2014年3月、ハッカーがポロ二エクスの送金コードの脆弱性に目をつけ不正を不正を行います。保管されているビットコインの12%ほどが流出しました。

当時のポロ二エクスは失ったビットコインと同額を顧客に補填できず、顧客全体の資産が被害額分だけ無くなります。その後、被害にあった顧客には返却したと主張しています。

Bitfinex事件

香港に拠点をおく取引所、Bitfinex(ビットフィネックス)では2016年8月に日本円で約777億円分のビットコインが消失します。ハッカーがマルチシグアーキテクチャの脆弱性を狙って攻撃し発生した事件です。顧客への対応は米ドルで償還ができる独自トークンを発行し返金をしています。

ビットコインを盗まれないためには

ここまでお読みいただいて分かるように、ハッキング被害はビットコイン自体に何か問題があるわけではありません。取り扱う取引所に何らかの甘さがあるために発生しているのがほとんどです。

自分のビットコインが盗まれないようにするには、取引所に預けっぱなしにしないことです。必要分以外はコールドウォレットに保管するなど安全に保有する必要があります。

やまちはフリーライター兼ブロガー兼投資家です。
仮想通貨分野では様々な仮想通貨の特徴を把握し、これから伸びてきそうな銘柄の研究をし、ICO関係の分析を得意としています。
自身も仮想通貨の投資を行なっています。
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