中国政府がマイナー企業に圧力か?

2017年9月に決定された中国の大規模な仮想通貨規制について、皆さん記憶に新しいかと思います。
それに加えてあらたな規制が行われるかもしれないというニュースが入ってきました。
今までも同様の噂が出ては消えていくことを繰り返してきましたが、今回はどうなんでしょう?

中国でマイニングができなくなる?

現在ビットコインのマイニングは電力の安い中国に集中しています。その加熱ぶりに懸念があったのか2017年後半から仮想通貨への規制は強まっていきました。
ICOや人民元での取引が全面禁止され、投資家はトレードからマイニングに移っていったのです。現在では70%ものシェアを獲得しており、個人ユーザーも利用できるマイニングプールも盛んです。

しかし政府は以前から仮想通貨全般に規制をかけていたこともあり、マイナー企業への電力供給が停止されるのでは?と噂されており、特に11月には電力規制を政府から伝達されたという書類の画像が出回った時は大きな話題となりました。結局それは真偽が不明でしたが、近々それらを決定するための会合が開かれるのではと予想されていました。
2018年1月4日に中国のビジネス系メディアのCaixinが発表したレポートによると、人民銀行はマイニングを規制するための会議は開催されなかったそうです。
これだけ見るとこれからも中国でマイニングが続けられそうですが、Caixinでは規制当局のトップがマイナー企業への電力控除などの特典を撤回する予定だとも報じています。

その他にもblock-45というメディアでは、1月3日に人民銀行はビットコインマイニングを禁止を要求するための会合が非公開で開かれ、まもなく政府機関を通して国内のマイナー企業に対しての操作が始まりそうだとも報じられていたり、マイニングノードをリスト化して監視していたり、と中国国内でも異なる情報が錯綜しているようです。

いずれにせよ、当局はマイニングに友好的ではないことが明らかなので、上半期の内に新しい動きがありそうですね。

分裂はまだ続くの?

中国でマイニングがさかんになっていくにつれ、ビットコインの実質的な権力が集まりビットコインが持っていた公平性が損なわれつつありました。
そこでビットコイン・コアと呼ばれる運営に携わるチームがマイニングの仕様を変更するアップデートを提案したのですが、もちろんマイナー企業は認めず・・・。
それらの対立からビットコインの分裂が始まったのですが、今ではマネーゲーム的な様相になっています。

2017年12月12日にはスーパービットコインが、12月19日にはライトニングビットコインがハードフォークにより誕生しています。
そのほかにもハードフォークが予定されており、このマーケットの流れに乗じて韓国の高校生によるイタズラが広まるなど混乱を見せています。
マイナーはビットコインキャッシュに移行したりしていますが、これほど短期間にハードフォークが続くと何らかの大きな動きがあるのでは?と考えてしまいます。
色々なニュースが報じられるのも当然かもしれませんね。

もしも中国当局によるマイナー規制が実現したら、マイニングにかかるコストが増加するので当然ながらハッシュレートの多くは海外に移行すると予想されます。
これは短期的にみると値段は落ち込みそうですが、公平性が確保できるといったメリットもあるので歓迎するユーザーも意外と多いようです。

一方で現在の状況が続いても中国でのマイニングは衰退すると予想する人もいます。
というのも、人民元でのビットコイン取引が禁止されている現在では利益を中国で送金する場合アメリカドルなどの他国の法定通貨にビットコインを換えて、それから銀行口座に出金して中国へ送金する必要があります。
中国は外国からの入出金を制限しているため大規模なマイナーほど、経費がかかって赤字になってしまうという状況があるからです。

2017年は仮想通貨に投資する人が爆発的に増え、他のジャンルからもユーザーが流入してきました。それによる規制の増加などもあるでしょうし、今後も動きを見るのは大切ですね。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

linea

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