コインゲート、ビットコインのライトニングネットワーク決済を100店舗で開始と発表

仮想通貨での決済サービスなどを提供しているコインゲート(coingate)はライトニングネットワークを使ったビットコインのテスト決済を100店舗で開始すると発表しています。

ライトニングネットワークとは一体何なのか、今後、ビットコイン決済はどの様になっていくのか解説していきます。

ライトニングネットワークとは

まず、そもそもライトニングネットワークとは何か解説します。ライトニングネットワークとは「オフチェーン」で取引をまとめてから最初と最後の取引記録だけをブロックチェーンに送り記録するシステムです。

オフチェーンはブロックチェーンの外という意味になりますので、ブロックチェーンから切り離されたネットワークで取引されることになります。

例えば、AさんとBさんがライトニングネットワークを使ってビットコインのやり取りをしたとしましょう。この2人のやりとりができるチャンネルがつくられます。

チャンネルができた時の最初の取引、そして、チャンネルを閉じる時の最後の取引。この2回しかブロックチェーンには記録しません。

最初と最後の所持金の違いをブロックチェーンに記録するだけですのでビットコインユーザーが増えて莫大な取引が発生しても対応できる様になります。

ビットコインといえばスケーラビリティ問題と言って取引が円滑に処理されない問題を抱えていました。しかし、ライトニングネットワークを採用することでその問題を解消していくのと同時に、取引記録の記載が少なくて済むので手数料も抑えられ、少額取引も行いやすくなります。

コインゲートはテスト決済を100店舗で実施

コインゲートの公式ブログによるとライトニングネットワークを使ったテスト決済を100店舗で行うと発表しています。(https://blog.coingate.com/2018/07/lightning-network-payments-launched-pilot/)実際に決済できる店舗もいくつか掲載されていますから試しに使ってみてもいいでしょう。

しかし、コインゲートのCEOリーティス・ビエリャウスカス氏は「技術はまだ新しいものでユーザーにとって使いやすいとはいえない。実用的なアプリリースまで1、2年で企業が受け入れるにのはまだ先だろう。」と見解を述べています。

テスト決済は可能ですが何らかの不具合でビットコインが消えてしまった場合はコインゲート側が負担するとのことです。それほど何が起きるかわからない状況なのでしょう。

ライトニングネットワークへの期待

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するために考えられたライトニングネットワークですがテスト決済が順調に進めばビットコイン決済は加速するのではなないでしょうか。

現在もビットコインを使った決済は実店舗、通販サイトを含め増え始めています。そこに加えてライトニングネットワークがうまく生かされれば導入店舗も増えてくるでしょうしビットコインが「お金」としての価値を今まで以上に持つ可能性もあります。

コインゲートによるテスト決済の行方を見守りたいところです。

やまちはフリーライター兼ブロガー兼投資家です。
仮想通貨分野では様々な仮想通貨の特徴を把握し、これから伸びてきそうな銘柄の研究をし、ICO関係の分析を得意としています。
自身も仮想通貨の投資を行なっています。