医師と患者をつなぐ?MedCreditsについて


近年、海外では「遠隔医療」が話題になっています。
つまり自宅に居ながらにして医師の診察を受けることができるのですが、この遠隔治療に関係するプラットフォームの開発が進められています。
今回はそんなMedCreditsのトークンセールについて解説していきますね。

MedCreditsはどうして生まれた?

アメリカで現在急速に広がっている「遠隔医療」ってご存知ですか?
スカイプなどのビデオチャットやテレビ電話で自宅にいながらにして医師に診察をしてもらう、といったものなのですが日本ではまだそれほど普及していませんよね。
というのも医師法によって診察の基本は対面診察として定義づけられていたり、国民皆保険制度が発達しているため全国でほぼ同じレベルの治療が受けられるなどの背景があります。
しかし、アメリカでは民間の保険がメインかつ、平均的に医療費が高いなどの問題が根強くありました。
医療が州法によって異なり遠隔医療についても場所によってルールが異なったりもしていたのですが、米国遠隔医療学会とカリフォルニアの医療団体によって誰でも手軽に診察がうけられるように遠隔医療が広められたのです。
今ではアメリカ国内の半分以上の病院で遠隔医療を利用でき、国内で200以上のネットワークが存在します。

2016年に発足したMedCredits開発チームは、特に皮膚病患者が利用しやすい遠隔医療のプラットフォームを考案しました。
トップページには「MedCreditsは診断への近道です。あなたがいつどこにいても・・・」と記されており、誰でも手軽に医師による診断が受けられることをアピールしています。
患者はトークンで医師に支払いができ、症例のデータもブロックチェーンで管理することを予定しています。

トークンセールなどについての概要

MedCreditsはイーサリアムベースに開発されたERC20トークンで、My Etherwalletなどでも管理できます。
通貨としての単位はMEDXと表示され、発行上限は100,000,000MEDXを予定しています。
2018年1月から2月にかけてプレセールが行われ、3月1日午前8時(米国時間)から4月15日までトークンセールが開始します。
1MEDXあたりの価格は0.5ドルとされ、1ETH=2334MEDXのレートで販売されます。
またイーサリアムの価格変動によりレートが変化する可能性もあります。

プレセールとトークンセールで70,000,000MEDXの販売を目指しており、達成されれば35,000,000ドルの資金調達に成功します。
残りの20,000,000MEDXは開発チームへ、10,000,000MEDXは準備金として利用されます。

遠隔医療といえばパソコンで行うイメージがありますが現在9割以上の人がインターネットやネットワークサービスをアプリで利用していることもあり、運営はHippocratesというアプリを開発していることをホワイトペーパーで明らかにしています。(ちなみにヒポクラテスとは古代ギリシャの医師で、欧米では現代の医療倫理の根幹としてヒポクラテスの誓いが医学教育に取り入れられています。)

デモ画面も公開されており、年代や性別や病歴を入力して質問に答えると、推測される症状と対処法が表示されるなどとても使いやすそうです。
12月にはビデオ対応したアプリをリリースする予定なので、より詳細な診察が可能になりそうです。

日本でも広まる?

先ほど日本では対面診察が基本だと記載しました。基本的にはそうなのですが、2015年には厚生労働省が遠隔医療を推進する旨の声明を出したため日本国内でも少しずつですが広まりつつあります。

たとえば自由診察でよく使われることがあるようで、美容外科やAGAクリニックなどで導入しているケースが見受けられます。
一般的な病院でも広まっていくでしょうね。
症状の診断だけではなく、市販されている薬の中からその人にあった成分のものをおすすめしてくれます。
たとえばウイルス感染症などの疑いがある場合などは、とても応用性の高いシステムだと感じます。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

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