ペイパル元CEOがビットコインに対し「将来的に価値はなくなる」と一石を投じる

アメリカ現地時間の8月14日、ペイパル元CEO、ビル・ハリス氏は(アメリカのニュース専門放送局)CNBCの放送内で、「ビットコインの下落は今後も続くだろう。何故ならそこに価値がないからだ」とコメントした。

ビットコインは決済手段には成り得ない

ペイパル(PayPal)といえば日本人の多くが利用し、世界的にも常用されている決済サービスだ。ペイパル口座間やクレジットカードでの送金、入金が可能である。

アメリカ・サンノゼに本社を構え、いわゆるシリコンバレーの一角に親機能が集約されている。

お金の流動をビジネスにするハリス氏が指摘したのは、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)を国際送金や決済手段として用いようとしている世の中の潮流は間違っているということだ。

確かに、法定通貨を用いた国際送金が主流の現代において送金に時間がかかることは事実だが、この問題を解決するのはビットコインやリップルではない。これらよりも早いネットワークであると述べている。

ハリス氏のビットコインに対する懸念は、決済、送金において取引に時間がかかること、スケール化の問題、そして一過性であることだ。

「ビットコイン教者たちの多くは、ビットコインを安価でスケーラブルで効率的で安全で、世界に受け入れられる便利なものと主張している。そんなことは全くない」とハリス氏。

「ビットコインだけでは支払い手段として役には立たず、それに価値があるというのは実に馬鹿げている」

「決済手段として役に立たず、価値のあるツールではない」

「ビットコインの価値は最終的にゼロに近づく」

ハリス氏は過去にもビットコインの詐欺性を指摘

ハリス氏がビットコインに疑問符をつけたのは今回が初めてではない。

2018年の4月には「これは投機だ。ギャンブルだ。ビットコインは詐欺」とコメントしていた。

「私の考えでは、世界的にもこれまで見たことのないパンプ・アンド・ダンプ方式(短期間で価値のない資産の価格を一部の人間が価格をつり上げ、直後に買い叩くこと)だ」

付け加えて、ビットコインは支払い手段として役に立たず、極端な価格変動を起こすため価値ある物として扱うことができず、そもそも本質的な価値を持たないもの、と語った。

こうして情報弱者は金銭欲求に駆られ、富裕層はさらに裕福になっているという。昨今、ホエールと呼ばれる大量の仮想通貨を保有しているトレーダーの存在が話題だが、市場に大量のコインが出回ることで市場が乱高下した事例もあり、ハリス氏の指摘と酷似する部分がある。

ここ数日、仮想通貨が全体的に大幅な下落を見せており、最高値をつけた時と比べて99%も価値が下がったアルトコインも発生した。ビットコインも60万円代まで下落し、2017年末に発生した”バブル”と比べても寂しいものがあった。

このような、仮想通貨の市場価値が不安定な様子は、ハリス氏に限らず多くの投資家が注目している。

参考:https://www.recode.net/2018/4/24/17275202/bitcoin-scam-cryptocurrency-mining-pump-dump-fraud-ico-value
参考:https://jp.cointelegraph.com/news/pump-and-dump-in-crypto-cases-measures-warnings

まとめ

ペイパル元CEOのビル・ハリス氏はビットコインの価値に疑問を抱いており、将来的にはビットコインの価値がゼロに近づいていくと語った。
また国際送金の手間を削減するのは仮想通貨以外の早いネットワークであり、法定通貨の価値を重視している。

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