マイニング専門会社のアルゴブロックチェーンがロンドン証券取引所に上場

イーサリアムなど4種類の仮想通貨のマイニングサービスを提供するイギリスのアルゴ・ブロックチェーンが、8月3日にロンドン証券取引所(LSE)に加入したことが発表されました。また上場に合わせて2500万ポンド(約3600万円相当)の資金調達をしたことも明らかになりました。

アルゴ・ブロックチェーンとは?

アルゴ・ブロックチェーンは2017年に設立した、クラウド上で仮想通貨のマイニング事業を展開する企業です。一般ユーザーにとって仮想通貨のマイニングは敷居が高いという課題があります。スーパーコンピューターやそれに準ずる敷地の広さや電力など、個人で負担するには体力が必要です。

アルゴは会員制サービスとして、月額使用料を支払うことで、マイニングを代行するサービスを提供しています。3つの月額プランが用意されており、高額になるほど高いハッシュレートでマイニングが可能となります。支払いはクレジットカードで行うため、実質的に振込ではなくクレジットカード払いで仮想通貨を購入できる環境が用意されているのです。

マイニングの対象となる仮想通貨は、ビットコインゴールド(BTG)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、Zキャッシュの4種類です。

ただ、好評につき現在は全てのパッケージが完売中です。

さて、アルゴの本社機能はイギリス・ロンドンに構えていますが、コンピューターなどマイニングに必要な機能はカナダ・ケベック州に設置されています。同州は水力発電による電気代がたいへん安く、また寒冷地ともあってマイニングマシンを稼働させるのに厄介な熱害対策が最小限に食い留められます。そのためランニングコストを抑えることができるのです。同州はアルゴに限らず、世界中からマイニングの最適な地として注目を集めています。

参考:https://www.telegraph.co.uk/technology/2018/08/03/netflix-cryptomining-makes-47m-london-stock-exchange-debut/

ロンドン証券取引所上場

アルゴは8月3日にロンドン証券取引所に上場し、合わせて2500万ポンドの調達に成功したと報じられました。

また時価総額は4700万ポンドに到達し、発行済の普通株式は156,250,200株、1株あたり16ペンス(約25円)で取引を開始しました。

エグゼクティブ・チェアマンのジョナサン・ビックスビーは「アルゴがロンドン証券取引所に加わることは我が社にとって重要なステップです。それは我々が長期的な成長戦略を実行するための確固たるポジショニングとなります」とコメントしました。

参考:https://www.coindesk.com/first-crypto-firm-ipo-on-london-stock-exchange-raises-32-5-million/

その他のマイニング企業の動向

cointelegraphによれば、今後もマイニング企業の新規株式公開(IPO)が控えているとしています。世界最大のマイニング装置メーカーのビットメインは、香港もしくは国外の株式市場でIPOをする計画が報道されています。

また世界第2位のビットコインマイニングハードウェアメーカーのカナン・クリエイティブは今年の5月に香港証券取引所に上場申請を行なっており、その後の動向に注目が集まっています。

参考:https://jp.cointelegraph.com/news/nyse-trader-following-bakkt-launch-bitcoin-is-very-iffy

まとめ

アルゴ・ブロックチェーンがマイニング企業として世界で初めて証券取引所に上場しました。
ロンドン証券取引所に上場した同社の時価総額は4700万ポンドに到達し、また他のマイニング企業も今後、各国の市場に上場をする噂が聞かれます。

公式サイト:https://www.argomining.co/

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