日本発! 仮想通貨時代の銀行を目指す「Gincoアプリ」が正式リリース

仮想通貨ウォレットというと海外発のものが多くありますが、ここに来て待望の日本発ウォレットが正式リリースされました。

その名もGinco(ギンコ)。

仮想通貨時代の銀行となることを目指してネーミングされているようです。

正式リリース発表前から、そのインターフェイスのデザインや対応通貨に注目が集まっていました。App Storeでの評価を見ても、評価数33件で星4つ(2018年4月26日時点)と、なかなか好評の様子。

この記事では「次世代の仮想通貨ウォレット」Gincoについて、基本情報、特徴、今後についてなど見ていきます。

Gincoでできること

まずは、このアプリでできることを見てみましょう。

  • ウォレットの作成
  • ウォレットのインポート
  • 入金・送金(イーサリアムやERC20に準拠したトークンの譲渡・受け取り)

今後は、以下の機能も順次対応予定です。

  • ポートフォリオ機能
  • 仮想通貨同士の交換(両替)機能
  • 法定通貨から仮想通貨を購入する機能

Gincoの対応通貨

Gincoの対応通貨は、現在以下の12種類です。

  • Ethereum
  • Bitcoin
  • Augur
  • DigixDAO
  • TRON
  • OmiseGO
  • 0x
  • EOS
  • Kyeber
  • Zilliqa
  • Status
  • Decentraland

今後、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)の3つの仮想通貨の取り扱いも予定されています。

Ginco登場の背景

Gincoが登場した背景には、現在の仮想通貨取引に関する課題がありました。株式会社GincoのCEO・森川夢佑斗氏が、Ginco MAGAZINEで語った内容によれば、「仮想通貨が役割を果たすには、関連したあらゆるサービスの中で自由に利用できる流動性が必要」だということです。

たとえば財布からお金を取り出したり、クレジットカードで銀行口座のお金を使ったりするように、必要な時に必要な分だけ自身の資産をコントロールできなくてはなりません。

ですが現在、仮想通貨ホルダーの多くは取引所で資産管理をしており、送金する際には取引所の承認を待つ必要があります。従来の資産に比較し、実用シーンにおいて仮想通貨は流動性に欠けているのです。

「ブロックチェーンを利用したサービスやプロダクトが普及し、自由な経済圏が生まれるためには、仮想通貨のコントロール権をそれぞれの保有者が持っている必要があります。」

そのためにはユーザーに仮想通貨のコントロール権を保証するクライアント型ウォレットが必須だという考えがGincoの根底にあります。

GincoのCEO・森川夢佑斗氏とは?

GincoのCEO・森川夢佑斗氏は書籍『ブロックチェーン入門』の著者でもあります。

1993年生まれの森川氏は24歳にして2冊の著作を出版していますが、大学生時代はバイト漬けの日々で、体調を崩すこともあったそう。

そんな生活を送っていた20歳頃から「お金のために自分の時間を犠牲にする感覚に嫌気がさしました」と言います。「誰にとっても選択肢のある社会にしたい」という思いで起業をめざし、その中でブロックチェーン技術に出会います。

Gincoは、これまで銀行が担ってきた「預金・為替・与信」という機能を暗号通貨の世界で担うものです。

まとめ

円建てビットコインの取引量が世界全体の過半数を超える「仮想通貨大国」日本。

しかし、仮想通貨やブロックチェーン、ウォレットに関する知識やサービスの普及と言った面では、「遅れている」状況でした。海外発のウォレットは英語インターフェイスのものが多く、日本人にとってはユーザーフレンドリーではありませんでした。

Gincoは今後、分散化された社会を実現するための入り口となることを目指しています。

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