ジンバブエ最高裁判所が判決を下した? 中央銀行の仮想通貨禁止令を破棄する文書を公開

ジンバブエ最高裁判所は5月15日に中央銀行が国内の仮想通貨取引所の取引をすることを禁止とした禁止令を公表しました。またこれにより、仮想通貨取引所は閉鎖され、仮想通貨取引に関連している事が凍結されていましたが、この仮想通貨禁止令を破棄する文書を公開しました。

仮想通貨取引所「Golix」の勝訴

ジンバブエの仮想通貨取引所は中央銀行が5月15日に出した「仮想通貨禁止令」に対して、訴訟を起こしていました。またジンバブエの中央銀行「The Reserve Bank of Zimbabwe(RBZ)」は仮想通貨取引を即刻禁止として、仮想通貨取引所としての運用を60日以内に断ち切る事を命令して、口座残高を清算するように命令していました。

RBZのディレクターであるNorman Mataruka氏は消費者保護を促進して、金融機関の安全性や透明性を保つ為に「仮想通貨禁止令」を発表していました。

これによって、ジンバブエの国内最大の仮想通貨取引所である「Golix」の口座や仮想通貨関連の口座の全てが閉鎖されてしまい、一方的な禁止令に対して「合法性」がないと疑問視されていたわけです。

以前には「チリ」など他の国でも仮想通貨取引所の口座を閉鎖し、訴訟を行う仮想通貨取引所も多くありましたが、チリの裁判所では仮想通貨禁止令を出した中央銀行が勝訴する結果となりました。

ですが、ジンバブエの最大級の仮想通貨取引所であるGolixは、RBZに対して、仮想通貨を禁止する権利というのは持っていないとして、訴訟を起こしました。

ジンバブエでは「法律」や「規制」っというのは「議会」のみで決定されるということもあり、仮想通貨禁止令を出した中央銀行RBZというのは法律に反しているとGolixは主張をしました。

また5月24日に裁判が行われましたが、Golixは憲法弁護士であるFadzayi Mahere氏や弁護士であるHopewell Chitima氏と共に、憲法違反をしていると訴えました。ですがRBZは姿を見せる事がなく、ジンバブエの最高裁判所は下記のように述べています。

「仮想通貨取引の停止、取引所の仮想通貨取引業務の廃止、関連する銀行口座の凍結を目的とした、被告による仮想通貨禁止令は、覆され、破棄されたことをここに示します。」とこのように発言をしています。

現時点ではRBZはからのコメントが公表されているわけではありません。ですが、今回Golixが勝訴したことによって、ジンバブエ国内の仮想通貨取引所を利用していた投資家は不安から解放されました。

また今後RBZや議会でどのような動向を見せていくのか、注目をしていただけたらと思います。

まとめ

ジンバブエ最高裁判所は中央銀行RBZの仮想通貨禁止令を破棄する文書を公開しました。それにより、仮想通貨取引所Golixが勝訴しましたが、他の国では中央銀行が勝訴することも多くあります。

今年の7月には「統一された規制」がG20により、決定されます。そのため、仮想通貨業界がどのように規制されていくのか、新しい情報が入り次第紹介をさせて頂こうと思います。

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