韓国金融監督局、ブロックチェーン基軸の株式取引を計画


韓国金融監督局(FSS)は、株式取引における統合されたブロックチェーンシステムの開発に向けて協力するよう、地方規制当局と企業に呼びかけました。

FSSは、アメリカや日本、オーストラリアなどにおけるブロックチェーン基軸の証券市場の実用性の調査に向けて動き出すようです。

ブロックチェーン技術は既存の取引システムと比べた場合、より安全性と党税制の高い取引をすることができます。これまでのシステムではトランザクションを追跡するために中央管理された台帳が必要ですが、そのようなシステムは処理速度が遅く、ハッキングなどの攻撃にも弱いです。

ですが、ブロックチェーンベースの取引システムでは、コンピュータネットワーク上のトランザクションデータの共有デジタル台帳を維持し、セキュリティの安全を確保しながらトランザクションをより正確に処理、確実に記録していきます。

FSSによると、すでに海外の株式オペレーターは、株式の発行・取引・記録などのブロックチェーンシステムの構築を検討しているということです。
例えば、ロンドンの証券取引所は、中小企業向けの株式をデジタルで発行するブロックチェーンベースのプラットフォームを構築していて、今年後半にはブロックチェーンに紙取引ワラントを保有する予定だとしています。

米国の証券取引所ナスダックも昨年、「ナスダック・リンク」というプロジェクトで、ブロックチェーン技術に基づく、安全で信頼性の高い私募証券取引プラットフォームを開始しています。ナスダック・リンクは、ナスダックの未公開株式市場向けのインフラテクノロジーとして使用されています。

オーストラリア証券取引所は2016年に決済システムCHESSで分散型台帳技術を初めて適用しており、2021年までに現行の清算・決済システムを分散型台帳ベースの代替案に置き換える予定としています。ただし、このシステムは、適格パーティのみがアクセスできるプライベートな招待制ネットワークだとしています。

日本では、楽天証券やSBI証券など証券会社を中心とする大規模な「証券コンソーシアム」が、資本市場のインフラストラクチャーにおけるブロックチェーンの利用を探求するプロジェクトを今年4月に開始しました。
FSSはこれらのシステムを調査、分析し、より効率性や安全性が高い状態を目指すとしています。

FSSは韓国のブロックチェーンの適用がまだ初期段階にあることを強調しています。韓国証券取引所(KRX)の新興マーケットで取引されている非上場企業の売買にブロックチェーンを導入する予定です。

さらに有価証券取引に関する財務情報を管理する国営機関である韓国預託決済院(KSD)は、上場企業の株主が使用する電子投票システムを用いてブロックチェーンシステムを構築するテストプロジェクトを立ち上げました。

韓国中央日報によると、韓国のブロックチェーン技術の利用事例の探究はまだ早期段階であるので、上場企業や民間企業と深く協力する必要がとしています。

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