ライトコイン創設者が引退を示唆!?

TenXが先日行ったオンラインインタビューの中で、ライトコイン創設者が将来的にライトコイン運営から退く可能性を示唆しました。
仮想通貨界でとても人気の高い人物の彼は、どんなビジョンを持っているのでしょうか?

ライトコインの分散化のため

チャーリー・リー氏は元グーグルのエンジニアとしてライトコインを開発したほか、コインベースのディレクターを務めていたことでも知られています。
チャットインタビューはこちらからどうぞ。

ライトコインはビットコインを補助するために開発され、2011年にリリースされたアルトコインとしては古い存在です。
ビットコインがデジタルシルバーと例えられる一方でライトコインはデジタルシルバーと呼ばれてきました。その後もセグウィットやライトニングネットワークなど、新しい技術の実装においてこの両者は相互に関係を深めていました。

リー氏はもともと、ビットコインやブロックチェーン技術の持つ非中央集権性質を高く評価していました。
その一方では、ライトコインは開発チームや自らの存在によって中央化していると指摘しています。さらに本当にグローバルに使われる仮想通貨にコントールするためのリーダーがいるのなら、本当の分散システムとは言えないだろう。とも続けています。

「ライトコインの分散化のためには、最終的に自分はリーダーから退かなくてはならないだろう」と語っています。自らの経済的な立場よりも平等なシステムを重視するのは、リー氏らしいとも感じました。

しかしここで気になるのは、2017年末にリー氏が自らの保有するライトコインをすべて売却したときのコメントです。

リー氏は相次ぐ推測や質問に「私はライトコインの開発を続ける、心配しないでほしい。」との声明を出しましたが、後にこれが立場を退くための最初の処置であったことを認めています。

2018年2月にコインテレグラフが行ったインタビューの中では、ライトコイン売却は利害の衝突があったと語っていますが同時に「短期的にはネガティブな影響があったものの、長期的なビジョンで見たときこの時の行動は正しいと思う。」と考えているようです。

プロジェクトが大きくなるにつれて、動く金額も大きくなります。利害関係がネックになって問題になるケースはライトコインだけではありません、ビットコインの分裂も政府の規制や企業の利益獲得が大きく影響しています。

黎明期のリップルにも開発チームが大量のXRPを売却するかどうかで長い間問題になっていました。

しかし上の動画を見てもわかるように、リー氏は将来的には退く可能性を示唆しつつも「まぁ、将来の話だけど」としばらくは開発に関わることを明らかにしています。というのも最近のライトコインは彼なしでうまくいくかというと、難しいかもしれないからです。

Litepayがサービス中止

最近、ライトコイン関係のニュースで話題になったのはライトペイのサービス停止ではないでしょうか。
ライトコインを使った支払いシステムのライトペイは、ペイパルやVISAと提携を発表するなど順調に展開しているように見えていました。
しかし、実情はずさんな管理で顧客への対応がまったく間に合っていなかったようです。

ライトコイン財団が連絡を取ったときにはすでにライトペイは事業を停止して会社の売却段階に入っていた段階だったんだそう。

ライトコインとライトペイはまったくの別会社なんですが、連絡やシステムの提携がうまくいっていなかったことを謝罪しなければいけませんでした。

このように関連するビジネスに問題があっても開発者が責任を持つのは、当然といえば当然ですがリー氏はSNS上で攻撃されることも多く、開発以外にもプレッシャーがすごくそういった面も大きな負担なのではないでしょうか。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

linea

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