NEM(ネム)ブロックチェーンとIoTの融合で医薬品の品質を確認

ブロックチェーンの応用が各分野に広がりを見せています。仮想通貨NEM(ネム)のブロックチェーンとIoTを組み合わせたアイディアがNEMフォーラムで投稿され注目を浴びました。医薬品の品質を追跡するもののようです。一体、どのようなアイディアなのか紹介していきます。

温度管理が必要な製品

病気の多くは消化器官に原因があると考えられています。人体に良い影響を与える善玉菌やそれらを含む製品(プロバイオティクス)や食品は胃腸に悩みを抱えている人々に役立ちます。

そのような製品はAmazonなどの通販サイトて手軽に購入できるようになっていますが、生きている生物で生存するためには一定の条件が必要になっています。

ところが、プロバイオティクスは生きて製品として届けられているかはユーザーは確認できません。Amazonを利用する業者はAmazon FBAと呼ばれる出品者がAmazonの物流センターに商品を預け、購入者に届くサービスを利用しています。

Amazon FBAを利用すると出品者にとって手間を取られず効率的な側面はあるのですが温度管理のなされていないパッケージや封筒に入れられて届けられるケースも珍しくありません。

NEMブロックチェーンとIoTとの融合で問題解決

プロバイオティクスのサプリメントは生きた細菌を含んでいるので細菌が活性化するには熱や湿度が必要となります。ところが配達されるサプリメントのボトル内の環境は劣悪で細菌が早い段階で死んでしまう可能性が非常に高くなります。

これは製造側の問題ではなく販売者から消費者に移っていく段階での保存方法に問題があります。そこでNEMブロックチェーンとIoTを融合させて問題を解決するアイディアが投稿されました。

IoTデバイスとして温度や湿度センサーを使ってボトル内の状態を監視し、NEMブロックチェーンを使って通信をすることで特別なサーバーを使う必要はありません。

サプリを保管している間は温度と湿度が監視されデータを読み取ることも可能で購入者は商品適度な状態に保たれているかどうかの確認ができるようになります。

ブロックチェーンとIoTの融合に期待

ブロックチェーンは記録を残しても改ざんできませんので正確なデータを残すことが可能です。消費者は購入した商品を信頼できるのかをしっかり判断できますので安心した購買行動が取れます。

ただ、現在のブロックチェーンは性質上、瞬間継続的なデータを連続してブロックチェーンネットワークが処理できません。残された課題はありますが医療分野においてはIoTによるデータの管理などは需要が高まるのではないでしょうか。

mijin(ミジン)も新たなブロックチェーンとして期待

NEMのブロックチェーンから生まれたブロックチェーンとして期待感が高まっている「mijin(ミジン)」は様々なメリットを兼ね備えています。

国内の企業も提携を始めていて、ジャパンネット銀行は取引所Zaif(ザイフ)を運営するテックビューロとタッグを組み契約締結処理でブロックチェーンを連携させる実験を開始しています。

その他、300社以上が利用しているmijinの面白い導入事例として一般社団法人日本ジビエ振興協会が食品の生産や流通の履歴情報(トレーサビリティシステム)の構築に採用されています。

システムが構築されれば飲食店などで品質の高いジビエが利用できるようになるなるでしょう。NEMのブロックチェーンに加え、mijinも今後注目されるブロックチェーンになる可能性があります。

mijinには公開鍵認証方式での認証、暗号化、計算処理まで行えるアセット勘定、取引履歴を可視化など様々な特徴を持っています。

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