日本の仮想通貨交換業の登録もICOも難しくなっている?

最近の仮想通貨を取り巻く環境には、2017年の後半に感じた、あの「どんどん盛り上がる熱狂度」が感じられそうな気配がありません。

その理由として、仮想通貨交換業の登録のための審査が厳しくなるということ、ICOという資金調達の方法も、日本では簡単にはできなくなっているということが根底にあるのではないでしょうか。

では、これらが仮想通貨という新しい技術の産物に関連することから後退していくことにならないか、そして日本の未来をどう左右するかを考えてみましょう。

仮想通貨交換業の登録審査が厳しくなっている影響は?

数か月以上仮想通貨トレードをしている人であれば、この情報はよく知っているでしょう。まだトレードをしていなくても、最近、ニュースは見聞きして知っている人も多いと思います。

これは実際にどういうことで、そして、一般のトレーダーに不利益があるかどうかということを考えてみましょう。

しっかしとした仮想通貨交換業が残る

トレーダーとしては、自分が気に入って利用している交換業者には撤退されたくないでしょう。

現状では、大抵のトレーダーは数社にアカウントを持っていると思います。

しかし、その中でもよく使う交換業者というのは2社、多くても3社くらいではないでしょうか。

その慣れてしまっている交換業者に撤退されてしまうと、トレードはとてもしにくくなります。だから、自分にとってお馴染みの仮想通貨交換業は生き残ってほしいとおもうわけです。

しかし、仮想通貨市場は楽しいのですが、ハッキングなど、コンピューターなどに詳しくないような人には理解不能なこともあります。

日本では、まだ記憶に新しいですが、2018年の2月末にコインチェックのネムハッキング事件がありました。
結局、コインチェックは妥当な補償をしてくれましたからもう落ち着いています。コインチェック、その後の決算でもかなりのプラスだったそうですから、実力派ですね。

しかしながら、その時期あたりから、何となくトレーダーのムードとか動きが変わっている気はします。

仮想通貨の暴落もあり、ダメージを受けた人もかなり多いのでしょう。

ちょうど、仮想通貨の暴落とハッキングもあり、かなりトレーダーの熱を冷ましてしまい、まだ、その状態のまま様子を見ている人が多いのかもしれません。

トレーダーは基本的により安全になる

交換業の登録が難しくなってきているというのは、登録しようと思っている交換業者には厳しいことでしょう。

かなりしっかりとした管理ができる仮想通貨交換業者しか登録ができなくなってしまいました。

しかし、交換業として登録できた所は、とりあえず、一定の基準をクリアしているということでしょう。

つまり、トレーダーにとってはトレードをするための安心材料になります。

ただ、日本の仮想通貨界隈のことがどんどん厳しくなってばかりいると、さらに仮想通貨熱を冷ましてしまう気がします。

仮想通貨市場とは、そんなに厳しくしなければならないような市場ならば、危ない気がして、忙しい自分向きではないと感じる人もいそうです。

しかし、厳しい審査を通った交換業者のほうが安心できる材料は多いと思って、口座くらいは作ってしまってもよいのではないでしょうか。

あとはハードウェアウォレットなどを準備したり、その他重要事項をマスターして、自衛を怠らないようにしたら、かなりリスクを減らすことができるでしょう。

ICOに関する規制も難しくなっている影響は?

ICOに関する規制も、確かに厳しいというか、厳しくなっているという現状はあります。

まず、日本では、基本的に簡単にだれでもICOができるという状況ではありません。これはとても残念なことだと感じます。

基本的には、資金が足りない新興企業や個人が、思い立ったらすぐにICOを始められるのが理想的でしょう。夢があります。

ただし、そうすると、残念ながら、それを悪用する人も出てくるのでしょう。そして、泣き寝入りすることになる人も増えでしょう。

詐欺が多いから仕方がない

世界レベルでみると、半分以上は詐欺だとか、失敗に終わっているといわれています。記事によってはその失敗している比率はもっと高かったりします。

それで、投資はしたけれど、その企業が消えてしまって、ただお金を失ってしまったなどというジョークのような話しが世界的に多いのでしょう。

ただ、2017年ではICOでリッチになれた人も多かったようです。いわゆる「億り人」という億まで稼いでしまった人の中には、このICOで稼いだ人も多かったと聞いたことはあります。

しかし、2018年では少々状況が変わっているようです。しっかしとしたICOの案件を選べなければ、やはり儲けが出ないところか、損失を抱えてしまうこともあるでしょう。

詐欺だと見分けるのが難しいから仕方がない

この「安心なICOの見分け方」というのが、なかなか難しいです。

ですから、初心者は「投資は自己責任」と割り切れるのでなれば、簡単に踏み込まないほうがよい分野です。

筆者自身、ICOを紹介するために100以上のICO案件を見てきていますが、これはちょっと……と明らかに感じたのはたった1案件でした。

本当に、なかなか見分けがつきにくいです。ICO前と後とではガラッと雰囲気が変わったICO案件も見たことがありますから……。

そう考えますと、ICOをするのが難しくなるのも、ICO投資をするのが難しくなるのも、悪いことではないと感じます。

ただし、慎重になりすぎて、機会損失をしてしまうこともあるかもしれません。

「基本的に」これから仮想通貨市場に参入するには

この記事に「基本的に」という言葉をよく使っています。

これにはわけがあります。仮想通貨に関する規制に関することはグレーな部分がとても多いからです。よって、文章にしにくい部分も結構多いです。

それで、大切なことは、ネットで検索をするとしても、なるべく新しい情報を探すことと、信頼できそうな人の情報を読むことです。

仮想通貨マーケットはものすごい速さで変化しますので、古い情報というのは全然役に立たない可能性も高いです。是非、新しい情報を探しましょう。

常に勉強をしていかなければならないようです。

規制が厳しすぎても日本の未来は明るい?

日本では仮想通貨に関連することは、厳しくなっています。

しかし、仮想通貨を使っての決済ができる所が多くなったり、ネムなどではネムバーなどができてきたり、ネムなどで決済できるカフェも出てきています。

筆者自身は利用したことはないですが、仮想通貨でお支払いができるバーやカフェなどが近所にあれば利用したいと思ったりします。

このような、すそ野からの盛り上がりが広がっていけば、仮想通貨ももっとおもしろくなるのは間違いないでしょう。

というか、仮想通貨は使われてこそ、その特徴が生かされ、さらに改善されていくものでしょう。

ですから、チップみたいな感じででもどんどん使われるようになれば、使われる仮想通貨は出てくると筆者は感じます。

つまり、より多くの人に通貨として使われれるようになると、仮想通貨の需要が増しますから、日本の仮想通貨関連の未来には希望が持てると思います。

基本的に、仮想通貨がないと困るということはありませんが、楽しくなることはたくさんありそうでう。

つまり、仮想通貨を利用していければ、日本の未来はさまざまな方面で明るくなると期待をこめて想像していますが、いかがでしょうか?

沼佐睦美
沼佐睦美はフリーライターです。短大卒業後、数年社会人を経験し、米国の4年制大学に編入、卒業。
専攻は経済。株、為替、仮想通貨のトレードが趣味で、トレード歴は10年を超えます。
ドル円とユーロドルとイーサのトレードを得意としています。
linea

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする