ついに国家の通貨へ!ジンバブエとDashの関係

ついに国家の通貨へ!ジンバブエとDashの関係

仮想通貨の将来を暗示するかもしれないそんな話をご紹介しましょう。

ジンバブエの通貨がDashになる?

2017年11月にDashはジンバブエの公式通貨を目指して本格的に動き始めました。Dashはジンバブエのデジタル決済サービスの1つKuvaCashとの共同決済システムの開発に投資を行ったのです。その金額は55万ドル。日本円にして6,000万円以上の大型の投資となるDashの動きは注目されています。予定では、2018年の中頃にジンバブエ国内でSMS送信が可能な携帯電話を持っていれば、Dashによる即時決済が可能になるシステムが完成するといわれているのです。ついに、一国家の通貨よりも仮想通貨の信頼性が高くなるという状況が生まることが確定的になってきました。

ジンバブエの状況

ジンバブエの経済状況は非常に大きな欠陥があるといわざるを得ません。ハイパーインフレーションの状況が好転することはなく、ジンバブエの自国通貨の信用は地に落ちています。通貨の信用が地に落ちるといわれても、日本のように信頼性の強い国ではよくわからないかもしれませんが、簡単に説明しましょう。今日100円でパン後3つ買えたとします。明日は、パンが2.5個買える、1週間後には1.5個買える、2週間後には2個買えるといったように100円でパンがいくつ買えるのか?という問いに、通貨が明確に答えられない状態のことを通貨の信頼性がないと表現しているのです。ジンバブエはこの状況がなんと20年近くも続いてしまった結果、ジンバブエの通貨は存在するのですが、ジンバブエに流通している通貨で最も信用できるのは米ドルであるという環境が出来上がってしまいました。ここに、携帯電話のプリペイドシステムやその他の外貨コイン、あるいは簡単に食べれて命をつなぐことが出来るお菓子などの通貨に代わるような仕組みが導入され、混乱に拍車がかかっています。このような信頼性の薄い状態では、海外の通貨との互換性の良いBitcoinが決済手段として浸透しつつありました。そこに、今回のDashの動きとなったのです。

Dashの特徴を簡単に

Dashコインの特徴を簡単におさらいしておきましょう。Dashの特徴はBitcoinよりも匿名性が高いことと、圧倒的な承認速度の速さがありました。特に後者の承認速度に関しては、最短で4秒。小型決済でも使えるため、Suicaなどの交通マネーなどとの連動が注目されていたほどです。こうした特徴を有しているDashが日々の暮らしの決済手段としてジンバブエで使われるというのは最も予想できたことだったかもしれません。より詳しくは、以下のダッシュコインの特徴の記事を参照してください

日々の決済手段としての仮想通貨

仮想通貨が日々の決済手段として採用されるということが増えてきています。ビックカメラやコミケの例を出すまでもなく、その安全性や利便性に多くの人が注目しているといえるでしょう。今回はジンバブエという経済的な危機をはらんでいる発展途上国ではありましたが、国家の通貨の信頼性よりも仮想通貨の交換における信頼性のほうが高まっているということが端的に証明されました。今後こうした動きはさらに広まっていくのではないでしょうか。いったいどんな可能性が出てくるのか、仮想通貨と決済手段の動きは2018年のトレンドとなるかもしれません。

年間100回美術館に行ける生活を目指して日々何かしている、のんびり屋ライター。
金融・投資・ビジネス・芸術・カウンセリングなどを手掛けている。
仮想通貨については2017年から本格的に勉強を始める。
小さな資金で実際の取引も経験中。「何でもとりあえずやってみる」の意識が強い。

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