ロシアの23歳仮想通貨投資家が死亡……仮想通貨をめぐる犯罪相次ぐ

仮想通貨にまつわる犯罪というと、マネーロンダリングやハッキングなどが思い浮かびます。しかし、それだけではありません。投資家が標的となった悲惨な事件も増えています。

ロシアの23歳仮想通貨トレーダーが死亡

ロシアの仮想通貨トレーダーであり、ブロガー・ユーチューバーとしても知られていたパヴェル・ニャシン氏(23歳)が、サンクトペテルブルグ市のアパートで死亡していたと、5月3日付地元メディアが報じました。

パヴェル・ニャシン氏は、自分のYouTubeチャンネルに、仮想通貨で得た儲けを自慢する投稿を行っていたということです。

今年1月14日には、ニャシン氏は自宅に侵入した強盗に襲われ、日本円にして4,700万円相当を強奪されたと報じられていました。この時は、マスクをした強盗グループに縛られ殴打された挙句、重要な書類や現金が入った金庫を奪われました。強盗グループはその後、ニャシン氏宅の電化製品を全て破壊した後、ベンツで逃走したといいます。

この事件の後、ニャシン氏は母親とともにサンクトペテルブルグ市の郊外に引っ越すことにしました。遺体は引越し先で発見されたということですが、外部から何者かが侵入した痕跡はなかったということです。地元のメディアはニャシン氏の死亡原因については捜査中であると伝えました。

ロシアで相次ぐ仮想通貨をめぐる犯罪

今年2月には、仮想通貨PRIZMの開発者ユーリ・マヨロフ氏が4人組の男に拉致され、2万ドルの現金と、300BTC、iPhone3台を奪われるという事件が発生しています。

同じく2月に、モスクワ南部の仮想通貨投資家が誘拐され、持っていたすべての仮想通貨を転送するまで投資家の顔を切りつける拷問を与えられたというおそろしい事件が発生。被害者の投資家は生存しており、医師の治療を受けたということです。

トルコではギャングによるビットコイン長者誘拐事件が発生

2017年11月には、トルコのイスタンブールで、現地のビジネスマンが5人のギャングに暴行を受けた事件が報じられました。

ニュースメディアNihatUludağによると、このビジネスマンは8時間もの時間ミニバス内に拘束され、1,100万ポンド相当のビットコインをギャングらのアカウントに転送するよう強制されたということです。

仮想通貨をめぐる犯罪は海外だけで発生しているのではありません。

次にご紹介するのは、仮想通貨を財産と認定して立件されたことでも話題になった事件です。

日本でも2017年11月に仮想通貨詐欺による殺人事件が発生

2017年11月、滋賀県の山林で、53歳女性の他殺体が見つかった事件が発生。電子計算機使用詐欺の疑いで、21歳の無職男性が逮捕されました。

男性は被害者の53歳女性を殺害後の7月頃、インターネット上にある女性のビットコイン用口座に不正アクセス。女性の所有していたビットコインを自身の口座に移し、だまし取った疑いが持たれていました。
なお、二人はビットコインのセミナーを通じて知り合ったということです。

男性は、強盗殺人容疑で再逮捕されました。

まとめ

以上、仮想通貨をめぐる犯罪についていくつか見てきました。

仮想通貨についてはサイバー関連の事件の話題が目立ちますが、本記事でみてきたような誘拐・暴行・殺人事件も各地で発生しています。

Twitter上では「大量のビットコインを持っていることは他人に教えてはいけない」「$BTCも$BCHも決済に使った時点で自分のアドレスは相手に分かる。そうすると自分の残高も相手にばれてしまい、残高が多いと犯罪に巻き込まれる場合もある」などの意見が出ています。

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