ビットコインETFの承認が延期に、主要通貨は大幅に下落

米証券取引員会(SEC)は8日、ビットコインETFの上場を承認するかどうかの決定を先送りにすると発表しました。

ETF認可の決定期限は10日だったため、予想よりも早かったという声が多く上がりました。期待感が募っていたのもあり、今回の発表でビットコインをはじめとする主要の仮想通貨価格は大幅に下落しました。

ETFとは、「証券取引所に上場している投資信託」のことです。証券取引所を通して誰でも取引できるようになっているため、株と同じように取引所が開いている間は取引が可能となります。

これまでは個人投資家が主に取引していましたが、ETFが承認されると機関投資家も参入することになり、市場拡大につながる期待ができます。

現在は、いくつかのビットコインETFがSECに申請され、承認ができるかどうかという状況になっています。

今回は、アメリカのシカゴ・オプション取引所(CBOE)が申請しているビットコインETF、さらにソリッド社とヴァン・エック社が申請しているビットコインETFについて、SECが最終決定を9月30日まで延期したと発表されました。

ソリッド社とヴァン・エッグ社が申請しているビットコインETFの特徴として、富裕層を特徴としていて、デジタル資産はいくつかの保険会社によって最大1億2500万ドルまで保証されていることが挙げられています。ヴァン・エック社は評価の高い投資運用会社で、ソリッド社はブロックチェーンと仮想通貨分野で、セキュリティと技術の専門性が高いことが知られています。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)が申請しているビットコインETFは、ソリッド社とヴァン・エック社が構築しているビットコインETFをCBOEがリストしたものとなっています。CBOEは、シカゴを拠点としているデリバティブ取引所です。CBOEはビットコインの市場整備に前向きで、昨年12月にはすでに先物を上場させており、以前からよりビットコインETFを上場させることに積極的でした。

今回の発表を受けてから24時間以内に、ビットコインは7月以降で初めて6500ドルを割り込みました。日本円では79万円から73万円までの大幅な下落、アルトコインのリップルは約10%、イーサリアムとライトコインは5%以上の下落を見せました。

SECはつい先日もウィンクルボス兄弟が提案するビットコインETFを却下させたばかりでした。

今回も有力なビットコインETFが却下されたことにより、市場はネガティブな反応を受けた印象でした。最終決定の9月30日のSECの判断は注目したいです。

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