QRコードを読み取ってストリートアートを応援しよう!

パリに拠点を置くストリートアーティストが、作品に自身のビットコインウォレットのQRコードをペイントしていることが話題となっています。

仮想通貨関係だけでなく、アートメディアでも広く報じられたこのニュース。
今後の美術マーケットを変えていくのでしょうか?

ストリートにQRコードが登場!

今回話題となったのはPascal PBOY Boyartというフランスのストリートアーティストです。

ストリートアートというとスプレーを使ったグラフィティアートがメインのイメージですが、彼の作品はさまざまな色の点を無数に描いて描いていく点描画スタイルで、どこか19世紀の作品のようなクラシックな中に現代のエッセンスを盛り込むことで少しシュールな香りがします。

2015年の「ヴァンゴッホ」などが人気の作品です。(画像は本人のTwitterから)

2018年の4月以降の彼の作品にはとある異変が起こっているから、話題になっているんです。

どこが違うかわかりますか?
そう、壁の右端にQRコードが追加されているんです。

これは彼のビットコインのウォレットアドレスで、作品を見た人がスマホで読み込んで直接支援できるんです。

QRコードかけるなんてすごいな・・・。とおもいますが、このようなテンプレートにスプレーを噴射するという方式です。
これならアートだけでなく、あらゆるイベントに応用できそうですね。

今までアーティストやクリエイターの支援にはSNSや動画配信サービスを利用してオンラインで行うことが多かったですが、このような形は斬新ですよね。
「Dons en Bitcoin(ビットコインで寄付)」というフレーズからわかるように、彼はアーティストが経済的に自立して作品を作るための環境に集中できるようにしたり、ギャラリーや出版社などのしがらみから開放するためにこの活動を進めていくとしています。

すでにアート専門のPatreonやUluleなどのプラットフォームが存在していますが、まだまだ十分に機能しているとはいい難い状況です。
特に現代アートは超資本主義的というか、強固な集権システムであることが時々問題視されています。最近でもその状態をモチーフにした「ザ・スクエア 思いやりの聖域」という映画が人気ですよね。
すぐれた才能を持っていてもチャンスが得られない人も多くいるので、このようなしくみが広まれば生活や街中にもっとアートが広まって生きそうですね。

壁画では、ビットコインのウォレットのみですが公式サイトではほかにイーサリアム・ライトコインでの寄付も受け付けています。
ちなみに、2018年5月までに1,000ドル以上の寄付が集ったようで効率的な

意外と経済効果の高いストリートアート

日本でもストリートアートやグラフィティはよく見られますが、あくまでも一部の人が楽しむだけでマーケットが限定されている印象です。
しかしアメリカやヨーロッパでは、アートの一大ジャンルとして認められています。(もちろん日本と同じように行政が作品を消す場合も多々ありますが)

ストリートアートの第一人者といえばロンドンを拠点に活躍するバンクシーですが、彼の作品はいずれも高値がつけられています。

たとえば、ガザ地区に書いた子猫のグラフィティが1億円で落札されたり、かつてアンジェリーナジョリーが彼の作品を2億円近くの値段で購入したり・・・。

アパレルやステッカーなど、あらゆるグッズが有名なキースへリングもルーツをたどればニューヨークの地下鉄でゲリラペインティングをしていたストリートアーティストです。

このように、実は私達のイメージよりもずっと経済効果が高いんです。

治安の悪化の原因になるなんて声もありますが、一方で人気の作品は観光スポットになるので市や行政が積極的に保護する動きもあります。

これから外国人観光客が増えるといわれる日本でも、イベント開催時などで参考にできそうですね。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

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