【Kexcoin】学生が住むところはなくならないので投資チャンスが多い?

大学のキャンパス周辺は不動産投資のチャンスだらけ?

私は大学生時代、地方の山奥にある大学に通っており、キャンパスから自転車で10分程度のアパートのようなところに住んでいた。

当時の家賃は29,000円であり、都心では考えられない安さだったが、大家さんはアパートの周りで農業をやっている農家だった。
農家である大家さんは土地がありあまっており、大学のキャンパスが近くにあることからアパートを建設したわけである。
非常に分かりやすい経済的な行動で、毎年新しい学生が入ってくるため、空き家になるリスクが低く、年金感覚で家賃を受け取っていたのだろう。
この大家さんの行動は世界中の学生街で行われており、一軒家を建てる場合であっても、大学の近くであれば学生に貸すための部屋を用意しておく人がいるくらいである。
ただ、個人が大家になってアパートなどを運営しても収益には限りがあり、不動産業者などが入ってきてしまうと、競争力で劣ることは否めない。

学生寮はサービスの質がイマイチ

一方で、学生寮は学校によって運営されているため、あまりサービスの質がよくなかったりする。
私は社会人10年目の時に一時仕事を中断してフランスに留学しており、その時は学校が運営していた学生寮に滞在していた。
私が住んでいた学生寮の隣の部屋にはインド人留学生が暮らしており、金曜日の夜になるとカレーの香りがどこからともなく漂ってきていた。
インド人の彼は、作りすぎたカレーを持ってよく私の部屋に来ていたものだ。
そんな平和な暮らしをフランスで過ごしていたのだが、時々近くの部屋で深夜のパーティが行われ、うるさくて眠れないことがあった。
そんな場合は、学生寮の管理人に電話をするのだが、その人は英語が話せないため、私はフランス語で「〇〇号室の部屋がうるさいため、静かにさせてくれ」と依頼することになる。
その管理人は動いてくれることもあったが、基本的には働きたくないムードを全面に押し出していたため、私が自分で騒音を出している部屋まで行って、「静かにしてくれ」と話にいくことが多かった。
学生寮の場合、学校側や管理人はサービスの質を向上させても、給料アップや業績向上に直接つながるわけではない。
また、経営努力をしなくても学生が次から次へとやってくるため、資本主義的な競争原理が働かないようになっているのだ。
個人が提供する学生向けアパートや学生寮とは異なり、不動産運営ノウハウを豊富に持った専門業者が学生向けに住む物件を提供すれば、近代的な組織運営が行われるため、学生は快適な生活を送れる可能性が高くなる。
従来から、学生向けにマンションなどを提供している不動産業者はあったが、仮想通貨を発行し、ブロックチェーン技術を用いて物件を提供しようとする専門会社が現れた。
その名は、「Kexcoin Ltd.」である。
【Kexcoin】学生が住むところはなくならないので投資チャンスが多い?

イギリスで40年近い経験があるから安心?

Kexcoin Ltd.を運営している背後には、Kexgill Groupという会社がある。
Kexgill Groupは、イギリスで39年学生向けに不動産物件を提供しており、最近登場したブロックチェーン企業とは異なり、実業を40年近く行ってきたことをホワイトペーパー(ICOを行う企業がウェブサイトに添付する事業計画書)で誇らしげに説明している。
Kexcoin Ltd.は、「金(ゴードル)やビットコインと同じように、土地には限りがある」とホワイトペーパー上で述べている。
また、一般の不動産物件と比較して、学生向け不動産物件の方が収益率が高いことをKexcoin Ltd.は説明している。
アメリカ合衆国大統領だったフランクリン・ルーズベルトは、「不動産はなくなったり、盗まれたりすることがないため、世界でもっとも安全な投資だろう」と述べており、この名言もKexcoin Ltd.のホワイトペーパー上で紹介されている。

ICOで調達した資金で不動産を購入?

Kexcoin Ltd.は2017年9月15日からICOを実施予定であり、投資家は仮想通貨であるKexcoinを購入することになる。
ICOによって調達した資金を使い、Kexcoin Ltd.は学生向け不動産を購入する予定になっている。
ICOに参加する投資家は、学生向け不動産に投資をすることと同じ経済効果を得られることになる。
従来であれば、不動産投資を行うことができたのは一部の超富裕層だけであり、普通の人たちは手法などを含めて不動産投資に関する情報にアクセスすることが難しかった。
特権階級だけに許されていた不動産投資を、ブロックチェーン技術を活用することで、少額から行うことができるようになったわけである。
Kexcoin Ltd.以外のブロックチェーン企業で、不動産投資の機会を多くの人に提供しようとしているところは既に存在している。
しかしながら、学生向け不動産物件に特化した形で投資を行うブロックチェーン企業は珍しく、私が知るかぎりにおいては、Kexcoin Ltd.が最初である。

実績がバックにある珍しいブロックチェーン企業

前述の通りだが、Kexcoin Ltd.の背後には40年近い学生向け不動産物件投資経験を持つKexgill Groupがある。
Kexcoin Ltd.は、1,000万Kexcoinを発行する予定にしており、ICO時は1Kexcoin=0.0025ビットコインで購入できる予定になっている。
計算上は、25,000ビットコイン(1,000万Kexcoin×0.0025ビットコイン)を調達することになる。
この記事を書いている2017年9月6日時点で、1ビットコインはおよそ4,500米ドルであるため、現在の水準で推移すれば、KexcoinLtd.は1億1,250万米ドル(約124億円)を調達できることになる。
上記は元銀行員的な計算であり、1,000万KexcoinがICOで発行できればの話だが、実際にこれだけの額を調達できれば、多くの学生向け不動産物件を購入することが可能になるだろう。
2017年9月15日から10月15日までの間にICOを行った後で、Kexcoin Ltd.は2017年11月から不動産物件の購入を開始するとウェブサイト上で説明している。
Kexcoin Ltd.の背後にあるKexgill Groupは、既に1億2,000万イギリス・ポンド(約168億円)以上の不動産投資実績があるため、ICOで資金調達を行った直後に物件購入を行うための準備をしているようである。
ホワイトペーパー上で、8パーセントから15パーセントの運用を目指すとしており、ビットコインを保有している人で不動産物件に興味がある人にとって、Kexcoin Ltd.は注目に値するブロックチェーン企業と言えるだろう。
若手とシニアがミックスした経営陣Kexcoin Ltd.のウェブサイトには、経営陣の写真が掲載されており、若手とシニアがミックスした布陣になっている。
長い歴史と経験を持つKexgill Groupのシニア層が、ブロックチェーン企業であるKexcoin Ltd.を運営する若手をサポートするという構図であり、組織としてもバランスが取れているようだ。
「多様性(ダイバーシティ)」という言葉が最近の企業経営のキーワードになっているが、色々な人たちがミックスしている組織の方が長続きする傾向にあり、イノベーションが起こりやすいことが、経営学上でも確認されている。
多様性があるブロックチェーン企業であるKexcoin Ltd.が、今後どのような組織運営を行うか要注目である。

コインマン

日本初の仮想通貨評論家「コインマン」として活動する元外資系金融マン。債券ブローカーとしてニューヨークで勤務し、東京では当局対応として金融庁と対峙したリアル半沢直樹。
毎朝4時に起床し、仮想通貨ニュースを執筆する日々を過ごしている。フランスに留学していた親仏家であり、ヨガインストラクターを目指していたヨガマニアでもある。

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