ビットコインは詐欺?それとも立派な通貨として今使う?

9月12日、米JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO(写真)は、仮想通貨ビットコインは「詐欺であり、崩壊する」と語った。5月、ビバリーヒルズで撮影(2017年 ロイター/Mike Blake)

先週、あるビットコインの支持者が、「ビットコインは詐欺だ!」とJPモルガンの幹部が言った時に解雇されたとか!更に、その幹部はCNBCのニュースアウトレットに仮想通貨市場は悪化していくだろうと語ったそうです。

このJPモルガンの幹部のジェミー・ディモン氏、今回は中央で管理していない通貨を「詐欺」と呼んだということです。つまりビットコインだけでなく、多くの仮想通貨全般のことを指しているのでしょう。

JPモルガンはアメリカの総合金融サービスです。そして、ディモン氏は銀行のCEO(幹部)です。この記事を読んでくださっている方の中で銀行員がいらっしゃったら、是非、ご意見を伺いたいところです。

ビットコインは詐欺だと思うことがあるか、そしてお金としてずっと使っていける通貨だと思うかという質問に本音ではどうお答えになるのでしょうか?

ここではビットコイン支持者2名のお話しの抜粋と、一般人の発想をまとめました。

ビットコインを採掘している人の意見

まず、CNBCマネージメントキャピタルのCEOのジョン・マカフィー氏はビットコインは、ビットコインは詐欺ではないと言っています。この方はビットコイン支持者で、ビットコインを信頼している方です。更に、ビットコインを採掘もしているんだそうです。

ちなみに、ビットコインを作るのに1,000ドル以上コストがかかるんだそうです。1,000ドルといいますと、日本円では2017年9月15日のレートは110円くらいですので、110,000円くらいです。そして、昨日あたりから中国の銀行の規制などの件でビットコインが急落していまして、現在日本円では355,000円くらいです。

そのビットコインのマイナー(採掘者)でもあるジョン・マカフィー氏は
”ビットコインはその利用者も価値もコンスタントに成長しています。新しい技術には成長も後退もあるものですが、詐欺ではないということはいえます。”
と言っています。

【参照】Bitcoin Proponents Respond to JP Morgan Executive’s Statements – Bitcoin News

銀行員の仕事の邪魔になるからと考えるビットコイン支持者の意見

ビットコイン支持者で経済教育基金のディレクターのジェフェリー・タッカー氏はディモン氏の考え方は見当違いだと言っています。

ただし、タッカー氏はビットコインは詐欺だと言ったディモン氏を軽侮しているのではなく、ディモン氏が銀行員であり、お金というもののプロであると認めています。

しかし、ディモン氏のJPモルガンという大きな金融組織の幹部です。仮想通貨の流通は仕事の障害物になりうるということは想像ができないことではないでしょう。それが、ディモン氏に「詐欺だ」などと言わせる原因になっているようだとタッカー氏は説明しています。

将来的にあるかないか全く想像できませんが、仮想通貨がかなり流通したら、銀行員の仕事は減ってしまうということはあるように感じます。あなたはどう思うでしょう?20年後、ビットコインはあるでしょうか?イーサリアムのスマートコントラクトは進化はすると思いますが、どうなっていくのでしょうか?他の通貨がビットコインの座を奪うのでしょうか?

【参照】Bitcoin Proponents Respond to JP Morgan Executive’s Statements – Bitcoin News

一般人はどう考える?

さて、あなたはどう思うでしょう?あなたはビットコインとか仮想通貨は詐欺だと思いますか?詐欺とまでは言えなくても、通貨としてどう考えますか?もっとはっきりと質問しましょう?あなたはすぐにでも仮想通貨を通貨として使いますか?それとも、すでによく利用していますか?

一般人の中の庶民派の筆者は「メジャーな仮想通貨は通貨として考えて良い」と感じています。しいていえば、「物々交換の変化したもの、あるいは進化したもの……」という気がしています。

物々交換のような気がするというのは、今のところ仮想通貨は価値が変わりやすすぎるからです。たとえば、ビットコインは8月の終わりごろから中国の中央銀行による規制のニュースが出始めてから、暴落しました。

ついこの前は1ビットコインが50万円超えたと思ったら、2017年9月15日14時30分現在では35万円くらいです。朝8時くらいでは30万円ぐらいまで価格が下落しました。これは中国の取引所のひとつがビットコインを9月末まで取り扱いを中止すると発表したのが原因になっています。

こういう現実を見て、

●現状は資産の一部のみを仮想通貨にしたい

最近の中国の規制関連のニュースでビットコインをはじめ、他のコインも値を下げたのを見て、資産の一部だけを仮想通貨にしておきたいと感じます。

●ちょっとしたお金の送金に使いたい

ビットコインを送金したことがありますか?少額をわずかな手数料で送金できます。24時間365日自分のパソコンやスマホから送金できるのはウレシイです。そして、あっという間に着金します。銀行の電信送金よりは時間がかかりますが、急がないのであれば手数料の安さから考えるとOKです。

●色々な国で使えるので便利

旅行中にもビットコインで支払えるなら支払いたいと思う時があるかもしれませんよ。特に、現金があまりなく、カードは使いたくないという場合はなかなか魅力的です。

●投資や投機としてはおもしろい

仮想通貨は現金に比べると、その価値の変動が大きいです。そして、これがこの後もう少し安定するのかどうかということははっきりいってわかりません。けれど、仮想通貨も全世界で使われているメジャーな通貨であれば、すぐには衰えたりしないのではないか思います。そう考えますと、仮想通貨は投資や投機にはおもしろい存在でしょう。

●現金以外に使用したことが簡単にはわからない通貨がほしい

ビットコインなどの仮想通貨の場合、ブロックチェーンに記録されるけれど、普段、私たちはそれを見ることはまずないので。法律には違反しないけれど、誰にも知られたくない買い物に使うには仮想通貨は最適ではないでしょうか。

さて、この記事を執筆している間にもビットコインは下落しています。現在319,000円くらいになりました。これを書き始めた時、350,000円超えていました。ぺっぽこトレーダーの筆者はビットコインを少し買ってみようと思っています。少しずつ少しずつ買います。

沼佐睦美
沼佐睦美はフリーライターです。短大卒業後、数年社会人を経験し、米国の4年制大学に編入、卒業。
専攻は経済。株、為替、仮想通貨のトレードが趣味で、トレード歴は10年を超えます。
ドル円とユーロドルとイーサのトレードを得意としています。