南アフリカのスーパーでビットコインが使える?

南アフリカの大手スーパーであるPick n payが、支払いにビットコインを導入するためのテストをしていると発表しました。

最近は規制や、JPモルガンによるビットコインへの猜疑的な発言が話題になっていましたが、久々のポジティブなニュースですね。

アフリカで存在感を増しているビットコインは、国民にとってどんな存在なのでしょうか?

生鮮食品が仮想通貨で買える

今回発表されたものは、Pick n payとElectrum社が共同で研究・開発を進めていたPOS(決済)システムです。

今回の発表は文書だけでなく、実際にビットコインを支払いに使用した映像も公開されています。

それを見ると、

1.IDが分かるメンバーズカードと商品を店員に渡しバーコードリーダーで読み取る
2.レジの画面でビットコイン支払いを選択
3.レシートにQRコードが印刷されて出てくる
4.それをスマホで読み取って、自分のビットコインウォレットで決済

という流れのようです。
思ったよりも手間が少なく、簡単に利用できます。
セルフレジなどに取り入れられたら、もっとスピーディに決済ができそうですね。

南アフリカでは現在ビットコインの人気が高まっており、国内で1000以上の店舗でビットコイン決済ができます。

Pick n payが実際に運用を開始したら、人々の生活に欠かせないものになりますね。

観光客にもこんなメリットが

このシステムは南アフリカ国民だけでなく、外国人観光客にも便利なんです。

というのも、現金は両替する時や場所で相場が大きく異なります。
ビットコインなら国のレートに関係なく、何人でも平等にスムーズな取引が可能です。

それにアフリカでは現金を持ち歩くことは、犯罪に巻き込まれるので良くないこととされています。
特に荷物の多い観光客は、スリの格好のターゲットになってしまいます。

南アフリカではクレジットカードを使えるところも増えてきましたが、スキミングで個人情報が盗まれるリスクもあります。

店側としても、一定の割合で手数料が引かれるクレジットカードよりも仮想通貨の方がメリットがあります。

個人情報を明かさず、どんな人でも安全に買い物ができるこのシステムは今後広まって行くでしょう。

アフリカの仮想通貨事情

南アフリカを始めとして、アフリカ大陸全体でビットコインなどの需要が高まっています。

それには複数の要因があるとされています。

アフリカ全土で電気通信自由化が始まったことで、インターネットとスマートフォンが爆発的に普及しました。
今や南アフリカの半数の国民がスマホを所持しているというデータもあるほどです。

一方で銀行口座の保有率はそれほど高くないのには、自国通貨への不信感があったり、ATMの性能がそれほど高くないことに理由があるみたいですね。

仮想通貨取引所も増え、自国の企業によるマイニングも始まったアフリカでは、仮想通貨経済はどんどん成長していくと予想されています。

南アフリカにおけるビットコインの可能性

日本に住んでいると現金での生活も問題なくできるので、ビットコインやイーサリアムをつい株の銘柄のような投資対象として見てしまいます。

ですが今回のニュースで、ビットコインが誕生した時の「いかなる公的機関の干渉も受けずに、誰でも平等に決済に使える」というコンセプトを思い出しました。

ビットコインの1番生きた使い方を知っているのは、日常的に使っている南アフリカの人々かもしれませんね。
今後さらにサービスは拡大する見通しで、南アフリカ中央銀行もビットコイン利用に関する法律整備を進めています。

そうなると気になるのは、法的通貨である南アフリカランドの存在です。
このまま国民にビットコインが浸透すると、政府や公的機関にも何らかの影響が出るのではないでしょうか。

あらゆる面で、南アフリカの経済は注目したいですね。

英語/美容/ダイエット/健康/映画/音楽がメイン。ライター等を勉強中。

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